新内閣の外交
さて、誕生した宇垣内閣の初仕事は外交関係であった。
まず、間延びのような事になっていた日英同盟の復活に取り掛かった。
これについては基本的な事は固まっていたので1月の下旬には調印できた。
条件は以下の通り。
・日本政府はソ連との戦争では参戦あるいは中立に徹する。
・2ヵ国以上と戦う場合は双方参戦する。
・イギリス政府は日本政府に対し十分な資源及び技術提供を行う。・イギリス政府及びその連邦国政府は満州国を独立国と認める。 など
次に、着手したのは支那問題だった。
これは、明子天皇と宇垣首相が蒋介石に親書を送り、講和交渉の糸口を見出だした。
ちなみに蒋介石は、親日家で、日本で陸軍士官教育を修了しており、正直日本との争いに飽き飽きしていた。それよりも今は共同で戦ってはいるが、本当の敵である中国共産党を倒したかった。そんな本人にとってこの親書は渡りに舟であった。
条件について多少揉めたものの2月の下旬には停戦協定が結ばれた。
条件は以下の通り。
・日本政府は中華民国政府の正当性を認め、南京政府(首班 汪兆銘)との合併を推進する。
・中華民国政府は満州国を承認し、暫定的に国境線を定め、以後は日満支三者協議で決定する。
・日支双方、戦闘行為を一切停止する。
・日本政府は上海租界以外の地域から段階的に撤退する。・日本政府は中華民国政府に軍事援助を行う。
など
支那問題を解決した宇垣内閣は、次にドイツを日英同盟に引き込む事に着手した。
これはイギリスも賛成していた。
イギリスにしてみれば、今や頼りないフランスよりは元は敵であったものの頼りになるドイツを味方に引き込んだ方が良いと判断したようだ。
日本の方はドイツの技術製品はイギリスから提供する技術及び資源と同じくらい喉から手が出るほど欲しかったからだ。
当初、交渉の糸口を見つけるのに苦労したものの、日本陸軍の人脈を使ってなんとかアデェナウアー首相との三者会談を行った。
経過は省くが、ドイツにしてみればメリットが多いと判断したらしく、この話に載ってきた。
こうして、後に『日独英対ソ連3ヵ国条約』が3月の中旬にベルリンで調印された。
次号へ
マリーダ「そういえば最近出番ないわね。」福本「本当ですね。」千歳「作者さんどうなってるんですか?」作者「すいませんm(__)m、説明やらなんやらで出す隙間がなくて…」遠地「なんでもいいから早く出せ!」作者「はい!」福本「ところで次号は?」作者「はい、次号からシリーズでノモンハン事件を扱います。」マリーダ「それでは皆さんご意見ご感想お待ちしております。」
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