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2人の亡命者
8月12日 満州帝国
南方 満州里 満ソ国境

2人の男女が身を隠しながら歩いていた。
しかも、すでに夜だ。
更によく見ると2人とも若い。
年は16〜18といったところだろうか。

「大丈夫、ラフィール?」
「さっきからそう言っておろう、ジント!」
「そんなに大声挙げなくても…」
だいたい、こんな夜に何をしてるか知らないが大声を出せば見つかる訳で……、
「誰か!」
パトロール中の満州軍兵に見つかった。



翌13日 海軍省山本次官室
ジリリリリン!
黒電話が鳴る。
福本
「はい、海軍省山本次官のお部屋ですが?」
石原
『あぁ、福本君か?、丁度良かった。君に用があったからね。』
福本
「はあ…?」
石原
『実は昨日、満州の満州里でソ連から亡命者が出てな。』
福本
「それで?」
石原
『それがな……』



福本
「…と言うことです。」
山本五十六
「なるほど。その亡命者の2人が海軍将校だった訳だな?」
福本五十六
「はい。」
山本五十六
「で、どうしたいんだ?」福本
「マリーダと一緒に預かりに行きたいんですけど……」
山本五十六
「いいだろう。お前の事だ、見込みが有れば迎え入れる気だろ?」
福本
「やはり閣下には敵いませんな。」
山本五十六
「こうやって秘書をしてもらっているんだ、考えていること位解るようにもなるさ。」



翌14日 満州 満州里
市街レストラン内
食事中の客の中に福本とマリーダが居た。
2人の前には男女が居た。 福本
「初めまして、帝国海軍大佐の福本です。」
マリーダ
「同じく少佐のマリーダです。しかし、あなた方のような有名な人とも石原閣下は繋がっていたんですね。」
???
「驚いたかね?」
福本
「えぇ、満州映画協会の理事長甘粕正彦(あまかすまさひこ)と『男装の麗人』こと川島芳子(かわしまよしこ)は日本でも有名ですから。」
甘粕正彦
「君達の事は石原閣下から聞いているよ。なんでも日本の未来を任せられる青年達だとね。」
福本
「買い被り過ぎですよ。ところで亡命した将校の件は?」
甘粕正彦
「私が保証人になって預かっている。心配ないよ。」


数十分後 市街地のホテル
「元ソ連海軍少尉のラフィールです。」

「同じく元少尉のジントです。」
福本
「帝国海軍大佐の福本大介だ。よろしく。」
マリーダ
「同じく少佐のマリーダよ。2人共よろしく。」
「「よろしくお願いします。」」
福本
「じゃあ、突然で悪いけど話を聴かせて貰おうか。」そして、2人は喋り初めた。



次号へ





特別後書き(本編とは関係ありません)
【開戦日に対しての思い】
福本
「そう言えば、今日は開戦日でしたね。」
遠地
「なんの?」
千歳
「作者の世界の太平洋戦争の開戦日。真珠湾攻撃のあった日よ。」
マリーダ
「そして、大日本帝国が滅びる結果になった戦争の始まった日……」
「「「…………」」」
作者
「けど、そうするしか日本が生き伸びる道はなかったのは事実です。」
福本
「それに、有色人種にとって新たな希望の光が見えた日でもあるし。」
遠地
「そうだよな。太平洋戦争が始まったからこそアジア・アフリカの人達は真の民族自決を知った事も確かだ。」
千歳
「そして、戦争後期は守りたい物を守るため特攻などで散った人もいる。」
作者
「その通りです。そして靖国には100万を越える英霊が居ます。ですから、今回はそんな英霊に冥福の意を込めまして敬礼を行いたいと思います。」
福本
「それでは、きおーつけ!、けいれーい!」
ピシッ!


1分経過

福本
「やめ。解散。」






作者
「如何だったでしょうか?読者の皆様も手を合わせる、黙祷でも構いません。太平洋戦争で亡くなった英霊のご冥福を祈って下さい。」
マリーダ「新キャラて、亡命したあの2人の事?」作者「はい。」福本「じゃあ次号は、あの2人がなんで亡命したかを書くんですね。」作者「そうなりますね。」マリーダ「それでは読者の皆様、ご意見ご感想お待ちしています。」


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