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いよいよ主役の登場します。
異世界日本近代史〜第七独立機動艦隊奮戦記〜 主役の登場
1936(昭和11)年1月4日
神戸海軍士官学校

「お〜〜い、福本」
廊下で1人の生徒が前を歩くもう1人の生徒に声を掛ける。
「なんだ〜遠地」
「木村教官が呼んでたぞ」
「…わかった」
その生徒は踵を返すと、呼び出した主のもとへと向かった。

この生徒の名は福本大介(ふくもとだいすけ)2年生で年は16である。
この学校では成績も良く、素行や態度、挨拶など問題のない生徒で、軍人としての立場を十分理解していた。 成績が良くてもそれを鼻に掛ける様子もなかった。 ただ英語の成績は悪かったが…。 それと時たま暴走する時があるがそれも後に解るだろう。 家族は両親だけで農家出身。 彼だけ特別に軍刀の携帯を許可されている。

コンコン
「どうぞ」
「失礼いたします」
ガチャ
パタン
「福本大介来ました」
「うむ」
「何のご用意でしょうか」
「実はなちょっとばかしたいへんなことになったぞ」
「はあ?」
なんだろう?と福本思っていた。「まあ、単刀直入に言うと明日見学者が来る」
これが視察だと言うなら解るがなぜ見学がたいへんなことなんだと思った。
確かに突然ではあるが?
「なぜ見学がたいへんなことなんですか?」
「うむ、実はエステロール王国の転学希望者が見学に来るのだよ」
なるほど、それは確かにたいへんなことだと福本は思った。
「しかし、なぜ本校を?」
「まず第一に本校が男女共学だと言うこと」
「え、も…もしかして…」
「そう、女性だよ」
マ…マジかよ、おい…。
「しかし、なぜ本校に?それこそ江田島の方が…」
「第二に貴族だから」
「貴族だから?」
「本人の希望らしい」
わかるようなわからないような……。
「それで自分は何を?」
「うむ、彼女の御迎え及び案内だ」
「は…はい〜〜〜〜」
福本は驚愕あまりすっとんきょな声をあげた。


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案内を任された主人公の苦悩し、(ある人)に相談する。 ご意見ご感想お待ちしています。


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