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独立機動艦隊計画 1
3月24日
一台の車が海軍省から御所に向かっている。
車は海軍の公用車のようだ。
乗っているのは山本五十六海軍次官である。
なぜ彼が御所に向かっているのかというと、明子内親王から海軍のことで相談があると言われたからだ。



30分後、皇居内応接室
「すまんな、山本。」
「いえいえ、次期天皇の相談事ですので、不肖この山本五十六参上しました。」山本五十六は明子内親王が素で喋られる数少ない1人である。
「早速ですが、相談事とは?」
「その前に、会わせたい2人がいるのだが。」
コンコン
「どうぞ。」
「失礼致します。」
扉が開く。
「「お久し振りです。山本閣下。」」
「おぉ、君たちか。」
福本とマリーダである。


山本五十六と福本・マリーダとは接点がある。
昨年の6月に山本が講師として招かれた時に生徒代表として案内したのが2人である。
「いやー、2人とも元気だったかね?」
「はい。遠地も千歳も日進も元気ですよ。」
「そうか、日進も……。」何かを思い出すかのように目をつぶる山本だった。



「君たちが出てきたとゆう事は、福本が言っていた改革案でもまとまったのかね?」
「はい。陸軍の方でも理解が得られました。」
「陸軍の!しかし、いつそんな事を陸軍に話した!?」
「つい1週間前に石原次長と永田参謀総長に。」
「私が会わせたのよ。」
「いやはや、素早いですな。それで私を呼んだのは?」
「この計画案を見てください。」
山本が受け取る。
その計画書にはこう書かれていた。
【艦艇計画書 主力艦艇】 「これは?」
「自分が考えた要求性能表だとお考えください。」
山本が計画書を見る。

播磨型戦艦
推定最大排水量
七万トン前後
最大速力 33ノット
兵装 46センチ主砲三連装 二基 連装 二基 15センチ副砲 三連装 四基
12,7センチ高角砲 連装 ニ十基 40ミリ機銃四連装 八基 連装 十六基 25ミリ機銃 三連装 ニ十基
連装 四十基
航続距離 18ノットで12000海里を予定。
ディーゼル・蒸気タービン機関使用。

薩摩型戦艦
推定最大排水量
五万トン前後
最大速力 33ノット
兵装 42センチ主砲 連装五基 15センチ副砲 単装 十六基 12,7センチ高角砲 連装 十八基 40ミリ機銃 四連装 十基 連装 十基 25ミリ機銃 三連装 十八基 連装 四十四基
航続距離 播磨型と同等
ディーゼル・蒸気タービン機関使用。
設計図は加賀型戦艦のを使用。

伊豆型戦艦
推定最大排水量
四万トン前後
最大速力 33ノット
兵装 38センチ主砲 三連装 三基 14センチ副砲 連装 六基 12,7センチ高角砲 連装十六基 40ミリ機銃 四連装 十基 連装 十基 25ミリ機銃 三連装 二十基 連装 三十基
航続距離 播磨型戦艦と同等。
ディーゼル・蒸気タービン機関使用。

尚、播磨型・薩摩型戦艦は自艦主砲対応防御、伊豆型戦艦は40センチ対応防御とする。



「こ…これは!」
「他にも、空母・巡洋艦・駆逐艦や艦艇改造計画、機動艦隊用の戦艦計画もあります。」
「機動艦隊用?この艦たちはそうじゃないのかね!?」
「その艦は、私が考えております、独立機動艦隊用のものです。」
「独立機動艦隊!」
「はい。」



次号へ
作者「やっとここまで来れた。」福本「そうですね、タイトルの独立機動艦隊がやっと出てきましたね。」マリーダ「さて私達はどうなるか?」作者「次号は技術の話しなどの打ち合わせ話しになります。」マリーダ「まだ議会にも話し通してないのに早いわね。」福本「それでは皆さんご意見ご感想お待ちしています。」


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