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会談 下
永田鉄山
現陸軍参謀総長にして陸軍大将。
2・26事件の後、主流となった統制派の舵取りを石原完爾と共に上手くとってきた人物だ。
史実なら1935年に相沢中佐に斬殺されるのだが、この世界では襲われた時に秘書官が持っていた鞄を相沢中佐に投げつけ、顔面に命中、怯んだところを取り押さえられ事なきを得た。



「ところで福本君?」
「はい。」
「なぜ、中国共産党との内戦で忙しい蒋介石が、盧溝橋で日本に戦争を仕掛けるような真似をしたんだろうかね?」
永田鉄山が聞いてきた。
「閣下、それについては2つの可能性があります。」
「何かね?」
「一つは両軍のどちらかが嘘をついているとゆう可能性。もう一つは中国共産党が仕掛けた罠である可能性です。」
「ふむ、それで2人はどちらの可能性があると思うかね?」
「私も大介も中国共産党の罠である可能性だと思っています。」
マリーダが断言した。
「なぜかね?」
「理由は色々ありますが、そうすれば中国共産党は復活までの時間稼ぎができるからです。」
「なるほど、2人の考えはわかった。石原君。」
「はい。」
「2人に(あの事)を話してもいいんじゃないかな。」
「閣下、(あの事)とは?」マリーダが聞いた。
「うむ、盧溝橋事件の真相とでも言ったところかな。この事を君たちの身近で知っているのは山本さんと米内さん、明子内親王だけだ。くれぐれも他言無用にな。」
「「はい!」」






その後、石原完爾、永田鉄山に礼を言い帰途についた2人。
「しかし、予測のほとんどが当たってたわね。」
「あぁ、それ以外にも大変な情報だったな。」
2人が聞いたのは、犯人が中国共産党である事、実行犯の名前、中国共産党の狙い、石原完爾の情報網、そして、見え隠れするソ連とスターリンの影である。
「よけい、改革の早期実行が必要ね。」
「あぁ、2人も協力してくれる事だし。」
夜は更けていく。



次号へ
作者「どうでしたか?」福本「改革に理解が得られ良かったです。」マリーダ「本当ね。」作者「さて、次号は架空戦記で必要不可欠な山本五十六が出ます!」福本「今は海軍次官ですよ。」マリーダ「何するの?」作者「それはお楽しみに。」福本「それでは読者の皆さんご意見ご感想お待ちしています。」


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