2・26事件編 鎮圧勅命
2月27日
反乱が起きて丸1日が経ち戒厳令が解かれぬ帝都は、反乱部隊と鎮圧部隊とのにらみ合いが続き、市民の間では戦闘になるのではないか、と噂になっていた。
9時40分頃、海軍の第一艦隊が東京湾に入港し、戦艦長門・陸奥の40センチ砲が国会議事堂に標準を合わせた。
しかし、この反乱はあるお方の決断で急展開することになる!!
この日、岡田首相、斎藤内大臣など、この反乱で襲撃から辛くも逃れた5人が皇居に出向き無事であった事を伝えた。
昭和天皇は彼らの手をとり涙を流して無事である事を喜んだ。
その後、陸軍大臣から反乱部隊の決起文を読み挙げていたのだが、天皇はそれを制し、陸軍大臣にこう質問した。
「陸軍は何をやっておるのか!!」 しかも、声を荒げて。
これには誰もが驚いた。
あまり、声を荒げた姿を見た事がなかったからだ。
陸軍大臣はあまりの事に絶句していると。
「未遂だったとは言え朕の重臣だけでなく首相や陸軍軍人が危なく襲撃されるところだったのだぞ! しかもまだこの帝都の臣民はいつ終わるとも知れぬ恐怖に怯えてもおるのだぞ! 陸軍に鎮圧の意思なくば朕が近衛師団を率いて鎮圧にあたる!!」
この言葉に陸軍大臣は鎮圧の意思を示し、反乱部隊鎮圧の勅命が下った。
正午過ぎ。
反乱部隊の上空にビラが蒔かれた。 航空機によって蒔かれている。
ビラには『勅命下る、原隊にもどれ!』と書かれていた。
この結果、反乱部隊は鎮圧部隊に投降、この反乱劇は幕を閉じた。
天皇にある決意とある士官学校生に新たな改革の種を生み出して。
そして、舞台は2年後に移る。
次号へ
作者「という、訳で舞台は2年後に飛びます。」福本「2年後と言うことは、僕達卒業ですか?」作者「はい。」遠地「どうなるんだ、俺達は?」作者「それは次号のお楽しみに。」福本「そういえばマリーダは?」遠地「僕の彼女は?」作者「大丈夫です。物語はこれからなんですから。」日進「それでは皆さん、ご意見ご感想お待ちしてます。」
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