ある日の駐屯地
最初は『祖国存亡の危機!』とまで言われたヴィントラント王国。
辛くも日本軍の介入により存亡の危機は脱したものの、国土全部を取り返した訳でもなく、問題山積みである。
そんな中……
4月28日 スカピア郊外 日本軍駐屯地
パン パン パパン パン
ダダダダダダ
あちこちで鳴る銃声……しかしどこか陽気に聞こえる銃声。
それもその筈、撃ってる人間が日本兵ではなく、カリン隊長率いる120騎士隊の少年少女達だからだ。
カリン
「まったく…不思議なものだ…。」
つい20日前まで、自分達がこんな風に日本軍と一緒に居て、一緒に訓練しているなんて事が……。
フェルデナント
「おや、カリン隊長。どうしました?」
カリン
「これは、フェルディナント中将殿。いや、ここは学ぶべき物が多い所だと思いましてね。」
フェルデナント
「この国の男勝りの女性教官にそう言って貰えると光栄です。」
カリン
「しかし、日本兵は何故あんなに強いのだ?」
フェルデナント
「う〜ん…難しい質問ですね〜。」
カリン
「もちろん、装備の違いや訓練の違いも有るだろう……だが、それとは違う、根本的な違いが有ると思うのだが…。」
フェルデナント
「そうですね……日本兵は識字率が高いし、武芸の国ですし、後は……技術力が高いです。」
カリン
「識字率?」
フェルデナント
「えぇ、日本人の皆さんは全員読み書き出来ますよ。なんせ、農村に学校が有る国ですから。」
カリン
「……本当か?!」
フェルデナント
「本当ですよ。いや〜、陸戦兵にそれを聞いた時は驚きましたよ。……そして自分の知識の浅はかさを知りました。」
カリン
「ふむ……その気持ちは私にも分かる。」
フェルデナント
「さて、対戦演習でもやりましょうか。」
カリン
「あぁ、受けてたとう。負けはしないぞ!」
その日の夜 ミサリア付近の海岸
海岸に一隻のゴムボートが乗り上げる。
「中佐、着きました。」
「あぁ…全員居るな?」
「はい。」
「よし、行動開始だ。」
次号へ
春日「おい! 最後のはなんだ?」作者「さー?」近江「え、作者さんも知らないんですか?」作者「知らん。何にも知らん。」土佐「えーと、ご意見ご感想をお待ちしております。」
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