表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうを知ろう ~小説家になろうをグラフ化してみた~  作者: ゆうゆう@なろうデータ収集卿
4章 私、評価は平均値でって言ったよね!
11/36

評価ポイントを知ろう

☆データ情報☆

※今回の使用したデータは2018年10月13日現在のものです。

※評価情報->なろう小説API

※これらのデータは公式から提供されるものではなく、個人が集めたデータからの推測です。そのため実際の値から多少ずれがあります。ご承知おきください。

「さて、今回は評価についてだ。ブクマと同じように評価を気にする作者も多い」


「なんとなくブクマよりもらえない気がします」


「まぁ、なろう全体を見てそれが正しいのか見ていこう。その前に、今回は2回に分ける。前半は評価について、後半は()()()()についてだ。評価は下の図の文章評価とストーリー評価を合わせたもの。総合評価はそれに加えてブクマ数×2したものだ。総合ポイントはランキングの基準になっているから結構重要だぞ」


挿絵(By みてみん)


「ランキング入りたいです。評価について教えてください!」


「始めは評価単体についてみていくぞ。じゃぁまずは全体の分布だな。60万作品の内訳だ。まずはポイント100の壁を見てみよう」


挿絵(By みてみん)


「6%……。はぁ、わかっていましたが辛い現実ですね……」


「評価ポイントが100を超えている作品は約3.9万で全体の6%だ。さて、100未満の内訳はというと」


挿絵(By みてみん)


「0が58%ですか。確かブクマ0が53%だったからそれより多いじゃないですかー。ん? 1~9の割合より10~99の方が多いんですね」


「10点評価だからな。多くの人は10を付ける。または2つ付けば大抵の場合10以上になる。だから1~9の割合は少ない。さて、次にブクマと同じように対数で見てみよう」


挿絵(By みてみん)


「ブクマと同じように左端によってるんですねやっぱり評価も貰いにくいんですね……」


「評価だけで1000ポイントを超えているのは全体の1.5%だ。ほとんどの作品は1000ポイントを超えられない。前回やったように種別の累積度数も見てみよう」


挿絵(By みてみん)


「あれ? 前回と違って連載が上に来てますね。確かブクマの時は短編が上に来てた気がします」


「評価は短編作品、完結作品にしか付けない人が多いようだ。そのため連載作品の70%は評価がない。特に文字数、話数が多い連載作品は評価が付きにくい傾向がある」


「どうしてですか?」


「評価を付けられるのは、()()()のみだ。つまり長い作品になればなるほど、そこまで読まないと評価フォームが出てこない。わざわざ目次から最新話に飛んで評価する人はあんまりいないというわけだ」


「あぁそういうことですか」


「さて、これを気にしている人がどれだけいるかは分からないが、これが作品の平均点の分布だ。評価がついた作品の評価平均を調べてみた」


挿絵(By みてみん)


「わー、ほとんどが8以上じゃないですか! 5以下とかほとんどいないじゃないですか!」


「概ね、7、8、9、10あたりだな。逆に低評価を付けるほうが珍しい。一応、短編や連載で変わるのかも見てみたぞ」


挿絵(By みてみん)


「えーっと、全体が8.5ptで、短編が8.4pt、連載が8.6pt、完結が8.8ptですか……完結作品が高いんですか?」


「若干の違いだが連載や完結作品の方が高くなる傾向にある。まぁ、ただほとんど誤差の範囲だ。8~9にあると思っていればいい。では次に評価人数と平均評価について見てみるぞ」


挿絵(By みてみん)


「えーっと、評価人数が多いと上の方しかないですね」


「大体は9あたりに収束する。対数で見るとよくわかる」


挿絵(By みてみん)


「なんだか、評価人数が増えるほど範囲が限られますね。5以下って評価している人が20人超えるとほぼいないじゃないですか! もっと評価されたい!」


「評価人数が増えれば増えるほど、評価は9付近に近づく。評価人数が10人を超えると概ね6~10の範囲、100人を超えると7~10、1000人だと8~10だ」


「あー、そこまで評価される作品を作りたいよー」


「まぁ、頑張ってくれ。さて最後にブクマに対しての評価人数を見てみよう。厳密ではないが、ブクマした人のうち何人が評価したかの目安にもなる数値だ」


挿絵(By みてみん)


「なにこれ? よくわかんないですが……」


「まぁま、これだとよくわからないから対数で見てみるぞ」


挿絵(By みてみん)


「えーっとブクマ数が増えれば右下に行ってますね」


「そうだ、ブクマが増えれば増えるほど、最終的には0.1に近づいていく。つまり10人に1人くらいの割合で評価が入ることになる」


「厳しい! 厳しい現実です! なるほど、これがブクマは増えても評価が増えない現実なんですね……」


「連載が長期に渡ればわたるほど評価は入りにくくなる。さて、評価についてはこれくらいにして、次はブクマも含めた総合評価を見ていくぞ」


「はーい」






連載作品の場合は最初はなかなか評価が付きませんが、気にせず書いてみてください。

完結しないと評価を付けない人も結構いるのです。


そのうち出てきますが、評価を付ける人はまれなのですよ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  現在(2022年10月時点)では文章評価と物語評価の点数が統合され10点満点中で付けられるようになりましたが、こちらで示されているデータと変更点があるのか気になりました。  知ってみたいも…
[良い点] この回タイトルが秀逸 思わずニヤケちゃいました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ