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第六章 パーティー名

大白金貨=1億スクリ

白金貨=千万スクリ

大金貨=百万スクリ

金貨=十万スクリ

銀貨=一万スクリ

銅貨=千スクリ

鉄貨=百スクリ

石貨=十スクリ


一スクリ=一円だと思ってください。

 「では、パーティー名が決まりましたら、お近くの従業員をお呼びください」

ラァーピスさんは受付の仕事をするため、部屋を出ていく。

 「名前どうするー?」

 「決めるのを忘れてたわ……」

 「一人一案だしてみるか?」

 「そうしましょうか」

パーティー名かぁ…………

 「攻略の星ってどう!」

考えているとソフィからヤバイ案が出てくる。

 「ダンジョンがまだ攻略されてない中でそんな名前でパーティーを組んだら、注目を浴びせられて、弱かったら嘲笑の的にされるぞ?」

 「私はいいと思うけど?攻略しようとしているパーティーの中で、攻略に一番近いパーティーになるって意味で」

え?嘘でしょ?

君たちの自信はどこから出るんだい?

 「じゃあ、2対1で攻略の星で決定ね!近くの人呼んでくるね!」

ソフィは扉を勢いよく開け外へ飛び出し女性の方を引っ張ってくる。




 「で、では、はぁはぁ、攻略の星で、はぁはぁ、よろしいですね?」

ソフィはどれだけこの人を走らせてきたんだよ。

 「はい!お願いします!」


女性の従業員さんは深呼吸し、俺とスノーとソフィのカードを取ると、手から青白い光を出し、カードに吸収させていく。

 「はい、完了しました」

渡されたカードにはしっかりと「パーティー名 攻略の星」と書いてある。




 「パーティー名決めてきました、名前は…………こ、攻略の星で、リーダーは自分でお願いいたします」

他の人に聞こえないようになるべく小さく言う。

 「アーデス、声が小さいよ?喉がいたいの?それなら、私が言うわね!パーティー名は攻略の星、リーダーはアーデスでお願いいたします!」

ちょっと待ってーー!

周り人に聞こえないようわざと小さく言ったんだよ!

空気読んでくれよ!

あれ?でも周りの人から視線を集めるだけでバカにはされてない。

もしかして、こういう名前って普通なの?

あ、でもラァーピスさんが驚いたような顔をしてるから普通じゃないのか?

まぁいっか!

ラァーピスさんは、驚きながらもパーティー登録を始める。

 「では、パーティー登録を完了しました、すぐにダンジョンへ向かわれますか?」

どうするか?まだ、ダンジョンの準備等をしていないから明日からにするか?

 「明日からでお願いいたします」

 「え?なんでよ!すぐダンジョン行こうよ!昨日、ダンジョンに行けると思ってグッスリ寝たんだよ!」

グッスリ寝たならいいじゃん!

こっちは、お二人のお陰でねむいですよ!

 「ダンジョンに行く前に保存食や水の準備するから今日は無理よ」

 「じゃあ、明日の朝からすぐに行こうね!」

ソフィ知ってる?ダンジョンで、冒険者は毎年一割は死ぬんだよ?

なのに、なんで楽しみにしてるの?

死んじゃうかもしれないんだよ?

 「では明日からダンジョン攻略、頑張ってきてください!」

ラァーピスさんから応援されたので軽くお辞儀をして、冒険者ギルドをでる。




宿を出て見ると外は絶好の天気だった。

まぁ、ダンジョンを冒険するから天気は関係ないけどね。

昨日は寝るまで冒険の準備をした。

昨日買った者は時空間バックと冒険に必要なものだ。

時空間バックとは、質によるが、今回買ったものは200キロの荷物を100分の1までに軽くしてくるしてくれる便利アイテムだ。

それを2つ買い、一つは冒険セットをいれるため、一つはダンジョンの中にいる魔物が落とした、魔石などを入れるためのものと区別した。

冒険セットを入れるバックと魔石を入れるためのバックはバトル中に後衛をするソフィがもっている。

冒険セットを入れるバックにはお金がなかったので、保存食の干し肉と水しか入っていない。

そして昨日の内に買っておいた物がもうひとつある。

剣だ!

ショートソードという初心者が使う武器だ。

値段は銀貨3枚と言う安さだった。

スノーは自分用の剣、ソフィは自分用のロッドをもっているので武器は買わなかった。

どちらも高そうな武器だ。

俺もカッコいい剣欲しいなー。

 「じゃあ、ダンジョンへ向かいましょうか」

 「レッツゴー」

スノーとソフィからの声を聞きダンジョンへ向かう。

次回からはダンジョンを冒険していきます!

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