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ボロボロな状態で帰還してまいりました・・・ しばらく飛びたてません。。。

僕の近況報告


先日 再指導がおわりました。


今は精神的にも肉体的にも、疲れはてています・・・


本日から来年1月5日まで

朝から深夜2時まで忍耐レース

超耐久 急患対応期間が始まりました。


連休、年末、新年まで、

ガンガン歯科診療のお仕事をします。


指導の指摘により、

今まで自分が長年やってきた

自信のあった歯科診療の指針や方針に自信が揺らぎ、

これからどうすればいいのかよくわからなくなってきました。


それでも、患者さんはやってくるので、

基底が揺らぎながらも頑張って、日々

前進していくしかありません・・・


後は、この再指導の結果がどうなるのかで

しばらくは悩みます・・・


それまでは気持ちが落ち着きません・・・


自分を信じるしかありません。

歯科医院の過密・過剰の状態が

大都市部から地方都市、

さらには都市周辺部へと広がりつつある。

一方で歯科医院経営は、

二極化すなわち成功している歯科医院と

そうでない歯科医院の状態が明確になり、

歯科医師なら誰でも社会的な成功を収めるという

旧来のスタイルが通用しなくなった。

さらに、国は財政状態の悪化から

健康保険制度における国の負担を圧縮、削減し、

歯科においては診療報酬のマイナス改定と

レセプトの審査強化、

高点数指導の導入・強化していることから、

もはや保険診療だけでは医院の経営、運営は成り立たない。

とりわけ歯科医を苦しめているのが「高点数指導」で、

保険請求で高点数を出す歯科医院を

集団あるいは個別に指導・監査して、

高点数を理由に不正、水増し請求の温床と決めつけ

「疑わしきは罰する」姿勢を強めている

(臨床現場では患者の便宜をはかる目的で

複数の歯科治療を同時に行う結果、

高点数請求となるケースもある)。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

先日、当院は個人再指導を終了した。

結果は微妙だ・・・


完全には安心できる状態ではない。


約1年半前に1回目の共同指導があり、

指摘され、指導された注意事項と

自主返還金命令が出たのだが、

再び再指導に指定されたのだ。


しかし、当院では、再指導決定のために

極力注意して、かなりな萎縮治療

(保険診療の点数を極端に下げる、

余分で過剰な歯科治療をしない。)

を行ったにもかかわらず、

指摘し持参させられた30人分の

患者さんのカルテを2時間の間に

4人の技官が隅から隅までとことん調べつくして

数百人もいる中のたった1回のボンミス


{例えば、レントゲンの現像にて、

コントラスト(濃度がうすい)がはっきりしないもの。

歯の神経の治療をして、最終的なお薬を

いれた状態を確認するための根っこの

先端が、わずかでも切れた(写っていない)X線写真。

しかも、根っこの先端まで撮影のしづらい

下顎の左右親知らずの抜髄処置(神経をとる処置)

の写真をわざわざ指定して確認していた!!

また、きちんと理由があって、患者さんの

強い希望のために行ったその特別な理由の処置について、

きちんと、カルテにも特例で手書きで

改めてきちんと図解もいれて記載してるのもかかわらず、

特別な事例ですと、技官にきちんと詳細に

説明しようとしても全く聞き耳をもとうとしてくれない

症例など}


逆にあまりの理不尽さに僕は途中からむかついてきて、

次第に怒りがわいてきた。

冷静にこの再指導をのりこえよう、対応しようと思っていたのだが

事あるごとに、技官の理不尽な発言により

僕の脳みそが怒りでブチブチはじけまくっていた。


連日、この再指導の準備のために僕は超睡眠不足で、

指導の前日はほぼ徹夜で、

おそらく血走っていたであろう僕の目は、

技官の目をギリギリとにらみつけながら、

なかば感情的になりながら、

僕がギャンギャン持論を展開しはじめると、

僕の持参したICレコーダーにて会話を録音しているので、

技官達は、一斉にシーンと威圧的な無言な態度でジッとにらんできて、

やばい雰囲気をかもしだしてきた。


そのやばい雰囲気に気付いた僕はすかさず、

「あ、いや、なんでもありません。

申し訳ございません。

僕が悪うございます・・・

僕の技術、勉強不足でございます・・・」

と逆に謝罪しまくる場面が何度もあった。


時には、僕が激高してガンガン

指導技官の指摘を論破しようとすると、

同席していた事務長である僕の奥さんに

「院長先生!! 院長先生!!!」

とたしなめられて、

僕は、ハッと我にかえり

「も、申し訳ございません。

以後、きちんとあらためます・・・」

と謝る場面も何度もあった。


前回の指導では、何も指摘されなかった

同じ診療行為事項が、あえなく不可をつけられたものもあった。


いろんな指摘項目ごとに

僕は何度も、しつこく技官に問いただしていると、

「君はいちいち、つっかってくるね!!

しつこいんだよ!!

こちらは時間がないんだよ!!

先生はなにか言いたいことが、たくさんあるようだけど、

いくら先生がわめいたところで、意味はないよ!!


まだまだ、たくさん確認しないといいけない

事項があるんだよ!!


君は理解力が遅いね!!


私達から、先生に指導しても、なかなか

言うことを理解してくれなさそうだから、

君の奥さんにきちんと、言ってもらおうかね!?


そうすれば、先生もきちんと

素直に言うことをきいてくれるでしょ?


また言っておくけれども、

先生はことあるごとに何度も歯科医師の裁量権っていうけれども、

裁量権という言葉はきちんと、完璧にできる医師が

発言していい言葉なんだよ!!」

といわれた。


その技官は指導の最初から僕に何度も

「先生は長年にわたって臨床経験を

かなり積んでいらっしゃると思うけど」

を何度も発言していたのにだ。


しかも、前回の指導のときにも、違う技官が同じ

発言をしていた。

この言葉は決められた言葉セリフなのか?


僕が開業した約9年前は、開業してから

1年後に新規指導というものがあった。


この新規指導もかなり僕には厳しく感じた指導であった。


約2時間の予定が約5時間ものあいだ、

喧嘩のように技官と言い争っていた。


それでも、きちんと指導という名のもとで、

教育的なものを感じたが、

今回の指導をおえてみると、

かなりな厳しい懲罰的なものに感じた。


最初から指導に選定されてしまったら、

もう、のがれられない超厳罰化が待っていた。


はじめから指導に呼ばれた奴は犯罪者扱いで、

無能な人間だといわんばかりな扱いだった。


僕の意思や、現場の状況、患者さんの希望など

何も考慮は一切してくれなく、

頑なに医療現場にそぐわない杓子定規的な規定論理で、

指摘指導を高圧的な発言態度で攻撃してきて

なりふりかまわない医療費削減を目的とした

指摘事項を見つけ出す場になりさがっていた。


どんな治療にもそれぞれに必ずその処置をする

理由があるのだ!!


昔、指導を受けたときは

僕の頭の中で{踊る大捜査線}の名台詞

「事件は現場でおきているんだ!!

会議室でおきているんじゃない!!」

が、テーマソングとともに鳴り響いていたが、

今回は、あまりの怒りの頂点で

何を伝えても聞いてくれないという

絶望感と脱力感で

「この技官のおっさんは~~~~!!!!」

と内心、僕のはらわたが、にえくりかえっていた。


どんなに日ごろから、事細かに注意して頑張って

診療しても、ごくわずかなミスや指摘事項を

しつこいくらいに見つけ探し出し、

それを持って、全てを不可にしてしまうものだった。


いろんな指導に関する情報を読むと、

「自分は何も不正なことはしていない!!

堂々と、何も怖がらずに指導を受けてやる!!」

といきまいていた先生も、

指導室という狭い個室の会場が拷問室と化し、

精神的にボロボロになって退室し、

それがトラウマになり、

2度とこんな指導はうけたくないと、

それ以後は極端な萎縮診療にもっていったそうだ。


僕もボロカスにいわれながら、

ふらふらしながら指導が終了し、

しばらく別室に待機して再度、指導室に呼ばれ、

指導技官による改善報告がなされた。


しかも、2時間の間に指摘された不可をつけられた

診療行為の事項は全て自主返還金にされた。


なんのために毎日頑張って働いているのかわからない・・・

患者さんのために!!という

気持ちはあっさりとくつがえされて、

自分の利己保身のための診療行為に

成り下がっていってしまう・・・。


今回も前回の指導も、なんだか

自主返還ありきの指導のように感じた。


指導といいながら、まったく

教育的なものとは感じられなかった。


僕の情報では、まだ指導もなにも行われていないのに、

年度初期のはじめから、指導による指摘された事項による

医療費の自主返還額 目標金額が定められているとのこと。

その額、なんと約100億円!!!


これから超高齢化社会になり、

莫大な医療費がかかる時代になっている。


最近、日本という国は、

かなりおかしいな方向に向かっていると思う。

来年の消費税増税、物価の上昇、TPP

原発推奨、特定秘密保護法、

憲法9条改正による集団的自衛権の行使など。


戦争の影がちかづいているような・・・。


歯科医師である僕の考えでは

これから先、絶対に社会保障充実化は

絶対になされない。

増税なんて意味はない!!


国民皆保険はもう、崩壊している。


これから先はお金持ちである富裕層は

いい医療を受けられ、貧乏人などの

低所得層のひとたちは、いい医療をうけられないなどの

貧富の差がはっきりしてくると思います。



国は国民の将来のことなんて全く考えていない。


これからは、自分の身は自分自身で守り抜くしかないのだ。。。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「保健医療機関等及び保健医等の指導及び監査について」(平成7年12月22日保発第117号厚生省保健局長通知)の「監査大綱」によると、


第2 監査方針

監査は、保険医療機関等の診療内容又は診療報酬の請求について、不正又は著しい不当が疑われる場合等において、的確に事実関係を把握し、公正かつ適切な措置を採ることを主眼とする。


第3 監査対象となる保険医療機関等の選定基準

監査は、次のいずれかに該当する場合に、地方社会保険事務局(現:地方厚生局、以下同じ)及び都道府県又は厚生労働省並びに地方社会保険事務局及び都道府県が共同で行うものとする。

1 診療内容に不正又は著しい不当があったことを疑うに足りる理由があるとき

2 診療報酬の請求に不正又は著しい不当があったことを疑うに足りる理由があるとき

3 度重なる個別指導(「指導大綱」に定める「個別指導」をいう。以下同じ。)によっても診療内容又は診療報酬の請求に改善が見られないとき

4 正当な理由がなく個別指導を拒否したとき


第4 監査担当者

監査は、原則として地方社会保険事務局にあっては、地方社会保険事務局長が指名する、技官及び事務官並びに非常勤の医師、歯科医師・薬剤師及び看護師が、都道府県にあっては都道府県において適当と認める者が担当する、必要と認められる場合は、厚生労働省保険局医療課の医療指導監査担当官も共同して担当する。


となっています。


〇「監査が入る」とは「地方厚生局と都道府県又は厚労省と前2者が共同で監査に入る」ということです。


〇監査は第3に示されているように、不正疑惑及び指導不遵守・指導拒否の場合に行われます。


〇診療録の改ざん行為等については場合によっては違法行為に該当します。


〇不正行為が認められる場合、指導改善が見られない場合、指導に従わない場合は、その内容に応じて、保健医療機関・保険医登録の取消、戒告、注意があります。


http://www.orth.or.jp/seisaku/kansa/sidou.html


http://saitama-hokeni.com/seimeidanwa/2010/1005.html


個別指導対策 歯科篇 part8 でググれ




自分の歯科医院を開業してから来年で10年目です。

2013年10月 現在

日々お仕事などでおこった出来事を、

ありのままに

このお題にて投稿していきます。

ある歯科院長の日常を覗いてみてくださいな

どうぞ よろしく~~~!!!

(僕の文章を読んだ感想などを書いてくださるとうれしいです!!!。)

ちなみに僕は

Youtubeで歌っています!!

Youtube上で{歯聖純}{神名純}で検索してみてください。

あとPIXIVで絵を描いて発表しています!!

Yahooで{神名純 PIXIV}で検索してみてください。

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