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【未完】牙喰らい  作者: 蜂八
一部
7/17

五話:伎倆


「お姉様! 今、報告を聞きました! 単騎で敵陣に突入するとは……!」

「うわぁ……」


 以下略とでもしたかっただろう孫策のげんなりした顔を無視して、合流するなり唸りをあげた孫権の説教は止まらない、止められない。

 公瑾殿がもう一人増えた、なんて暢気なことを考えている呼阮は、第一印象が姉とは似ても似つかぬ妹、孫仲謀その人を眺めていた。


 孫策の妹、孫権。字は仲謀、真名は蓮華(れんふぁ)

 桜色に近い桃色の長髪、褐色の肌、蒼天を映したような蒼眼……と、ここまでは姉と同じだが、身長は姉よりやや低く、そしてその性質は姉と対照的に生真面目そのもの。性格の表れであろうか、孫策を僅かに見上げる形で切々と訴える言葉は、見聞きする側に鋭さよりも堅さが強い印象を与える風合いがあった。


 孫策を指して覇者の風格を漂わせると評するなら、妹は未だ若い王女の品格を纏う。呉の土地柄、やはり露出が多めの赤紫の衣装に身を包み、それでいて王族らしい気品と清高を兼ね備えた孫権は、その眉目を吊り上げ大層お怒りであった。

 理由は当然、周瑜からも既に叱責した一騎駆けの件だ。


「……公瑾殿。どうすれば俺は怒鳴られずに済むか」

「ふ、策の弄しようが無いことを問われても、私には答えられんな」

「あの時に出来たことはあれが最適であったはずよ……伯符めッ」

「おまえの部下曰く、隊長も大笑いして楽しそうに駆けていたそうだが?」


 説教の鉢が回ってくる可能性が高いと読んだ燕来は、一緒に孫権を遠巻きに見ていた周瑜に助力を願うも、一蹴されて口を噤んだ。調練を厳しくすることを誓いながら。


「儂はおまえに託したのじゃからな。その後は知らんぞ」

「そうですねぇ。燕来さんが蓮華様に怒られない策なんて、冥琳様で思いつけないなら私にも無理ですし。ええ、無理ですし」


 自己責任を全うしろと投げる黄蓋、二度繰り返し無理を強調する陸遜。どちらも頼りにならないことを知り、男は昨日の戦場へ戻りたくなった。


 黄巾党の分隊を潰し、出城から物資を補給しつつ北上を開始した孫策軍は、開始翌日の今日、集めた兵を率いてやってきた孫権達と無事の合流を果たす。

 蒼天中央に日輪が至る刻――そう定めた通り、頭上で太陽が燦々と輝く時刻を守って合流地点に到着した援軍。孫呉の旧臣達との、感極まる再会……の場面だったはずが、出会い頭から妹が姉を叱り続ける場面に転換されて今に至る。


「仕方無い……――――孫権様。申し訳御座いませんが、少々宜しいでしょうか?」

「公瑾……わかったわ。お姉様、今後はご自分の立場を考えて行動して下さい」


 周瑜は一度苦笑いを浮かべ、説教に終わりの見えぬ二人へ歩み寄り、肩を竦めている孫策に救いの手を差し伸べようと、次代の王に言葉を挟む非礼を詫びながら、孫権に声をかける。

 ついでに助けられた形になった燕来も心中で胸を撫で下ろした。が。


「興覇から話は聞かれたと思いますが、新たな将を孫呉の一員としましたので、孫権様へのご挨拶と興覇達との顔合わせをしたく」

「そ、そうそう! 呼阮を紹介しておかないとね、うん」


 また説教の可能性が浮上した燕来は、内心の冷や汗を顔に出さず、あからさまに笑顔を浮かべた孫策の元へ走る。走るしかなかった。


「聞いている。お姉様が才覚を見出した者だと……思春(ししゅん)明命(みんめい)!」


 ひとつ頷いた孫権に真名で呼ばれ、即座に彼女の傍らに集う少女が二人。


 その少女達――甘寧と周泰は、久の再会と王族同士の会話を邪魔しないように孫姉妹から離れてはいたが、それでも姉妹の顔立ちが見て取れる近さには在ったので、五秒とかからぬ迅速且つ、殆ど砂埃も立てずに孫権の傍へと駆け寄った。軽く頭を下げ、静かに佇む。

 一見しただけで双方に凛とした機敏さを感じさせる辺り、実に孫権の御側付きらしい人選だと、半分は初見の燕来でも納得した。


 さりとて、今、彼が顔を向け頭を垂れるべき相手は一人、呉の継承者。


「呼阮」

「――は。姓は燕、名は来、字は呼阮。孫策様に拾い上げて頂いたこの身、持ち得る力の悉くで恩に報い、持ち得ぬ力の悉くを得、天を御前に運ぶ所存」


 自分相手ですら普段余り目にしない、口にされない一連の謙譲に孫策が少々驚いた顔を見せたが、言葉自体は嬉しかった故にすぐ目を細めた。遅まきながらやってきた黄蓋も、臣下たるもの欠けてはならぬ時に礼を欠かさず……と頷いていたし、名を呼び紹介させた周瑜としても満足げな顔。


 また、両手を胸の前で組み、その手を上げて頭を下げる揖礼(ゆうれい)――拱手して臣下の礼を取る燕来の姿は、形式通り以上の枠は出ないがその所作に野卑なところが見えず、礼儀に正しい孫権や、彼女に仕える側付き二人の目にも及第点として映った。

 今回の遠征に出る前、必要な部分だけで良いから正式な礼法を覚えろ、と告げた周瑜と陸遜に習い作法を学ばされたのは、今後を含めたにしてもまずはこのためだったかと燕来は理解した。


「天すら運ぶ。大言違えぬ働きで、雪蓮姉様のため、孫呉のために尽力なさい、燕来。戦の天才、孫伯符が見出した武の名を貶めること無き様に」


 捉え方次第では不遜に聞こえる燕来の言葉も、姉のために行うのならば話は別。主君の妹に真名を告げない非礼も、姉への忠心が深すぎるか、もしくは別の理由か、と孫権は想像し、追及はせず鷹揚に頷く器量を見せた。

 あの孫策が認めたという点に加え、鎧の隙間から覗く隆々とした筋肉に包まれた身体が説得力を持ち、裏打ちされた実力あっての自信だと孫権に判断されたのは、燕来からしてみれば上出来すぎるだろう……説教を逃れられた部分に関しても。


 そんな一連の流れを終え、孫呉の絆が強まったような空気の中、孫策が一言。


「こんな礼の出来る、綺麗な呼阮なんてものが存在したのね」

「私、初めて見ましたぁ」


 伯符この野郎。伯言殿もこの野郎。

 口にも顔にも出せない男一匹燕呼阮、我慢の時。


「よしよし。じゃ、部隊の再編成して出発ね」

「ならば興覇、幼平、おまえたちは黄蓋殿の下につけ。呼阮もだ」

「そうじゃな。自己紹介も兼ねて三人で再編成を行ってもらおうか」


 そうやって燕来が握れない拳に歯噛みしている横で、呉王と重臣は手早く今後の行動を決定していた。直後の部署割りで後曲に回された孫権が少々不満な顔をしていた以外は特に問題も起きず。


「明命。この方を知っていると言っていたな?」

「はい。一度きりではありますが、お会いしたことが。――お久しぶりです、呼阮殿」

「幼平殿とは孫呉初陣後の朝議以来か。壮健のようだな」

「おぬしら、口調が堅すぎて面白みが足りん」


 武人三人が宿将に渋い顔を見せられながら、も。

 一刻経つ頃には、孫呉は黄巾党本体の本拠地を目指し、北上を再開した。






**********


「はい、これが城内の見取り図ですよー」


 天幕に集まった呉の中核を成す面子は、陸遜が机に広げた図面――匪賊共が篭る城の見取り図を前に、それから読み取れる攻城の難度とその対策の捻出に頭を悩ませた。

 早々に思考放棄した二名ほどが、面倒だし真正面から突貫ッ! と口に出してしまい孫権に叱られてもいたが。言う間でもないが策と蓋だ。


 背後に絶壁、側面は軍勢を並べるには狭く、正面以外の攻めがし難い優秀な城砦。

 そんな場所に篭城した約二十万人の黄巾党を、旧臣と合流しても五分の一に満たない呉軍でどう破れば良いのか……しかも問題は黄巾党以外の部分でも発生している――他の諸侯の存在である。


 翻る旗は、袁、曹、公孫、加えて義勇軍の劉の字。

 概ね、荊州を出立するまでに諜報を使って行った事前予測の通りに、これまで黄巾党と戦い名を上げてきた諸侯が、賊本体の討伐と、現在ここを居城としている首謀者――張角の頸を狙いこの地この場所に集結している。


 陳留郡の名士として名高く、漢の都・洛陽に近い潁川郡を中心に賊を屠り続けてきた曹操と、この場の諸侯で最大の兵数を誇る名門袁家の大軍勢を率いてきた袁紹、そして白馬を象徴とした精強な騎兵隊を持つ北方の雄・公孫賛。最後は、諸侯のように本拠地は持たないが連戦連勝を重ねる義勇軍とその旗頭、劉備。

 これだけの者が集まり、そこに孫策率いる孫呉も加わった約十五万もの大軍が、此処を戦場に更なる功名を上げんと陣を張り機を伺っている。


 無論この人数が集まったからこそ、二十万の黄巾党を相手に勝算が生まれたのだが、各々の思惑が絡むこの戦で諸侯同士が連携を取るのは至難。しかしその誰もが、自分達で最大の功をあげるつもりだった。無論、孫呉もだ。


「しかし……」

「どうした呼阮。何か気付いたのか」

「いや。聞くが、賊共は援軍の当てでもあるのか?」


 一度言葉を濁した燕来に目敏く呼びかけ続きを引き出した周瑜は、男が口にした考えに片眉を上げて微笑。書を読ませ指導してきた甲斐もあったものだと、彼がこの思考を導き出せたことに達成感を覚え、教師役を引き受ける。


「奴等――本拠地に篭った本体以外にも、未だ暴れている黄巾党が小規模単位で各地方に残ってはいるだろう。但し、此処に辿り着けるかは別だが」

「着いたとしても、少数なら諸侯の皆さんに潰されちゃいますしねー」


 陸遜の補則に頷く周瑜。だがそうなると余計に不可解だ、燕来がそう訴えると、教師は冷静に指を立て、教鞭を振るうように。


「基本として篭城は、兵糧攻めを受けた場合に備え、攻城側の補給線が切れるより長く粘れる前提で行うか、または援軍の存在あってこそ行うべき戦術だ」


 足止めを目的とする等、例外はあるが今は置いておく、と加え彼女は続ける。


「そして今回の場合だが……本体が我等諸侯を苦しめることで、各地の小勢の黄巾党が息を吹き返し、こぞって本体への合流を計る可能性が無いとも言えん。小勢とて一斉に集合すれば立派な援軍になるだろう。――そのためには今回の戦を乗り切って、諸侯を一度撤退させるか、最低でも援軍で潰せる程度の兵数にまで消耗させ、仲間達が一気に集まれる期間を作る必要がある」


 ここまでは良いな? 語る周瑜に頷く他の面々。


「追い込まれ集まった黄巾党本体がそう考えたと断言は出来んが……諸侯の継戦能力、自軍の兵站、援軍が来る可能性とその時期、これらを考慮して篭城を選択した……と、まぁ、こういった経緯の末と見るのはどうだ?」


 感嘆の息が漏れる。燕来も成る程と頷いた。


「群れれば勝てると思い集まっておったら、討伐に来た諸侯の軍に恐怖し城に篭った、というのはどうじゃ? これの方が賊には似合いじゃろ」

「ふ、それも完全には否定出来ませんな。ですが、賊など野獣と変わらぬとは言え、将も居れば部隊長も居る。馬鹿と決め付けてしまうのも足元を掬われます」


 冗談混じりかそうでないか、黄蓋がそんな可能性を挙げるも、やんわり嗜める周瑜。馬鹿は袁術だけで見飽きた、あれは大馬鹿、等々脱線しかける軍議。

 それを元に戻し、あまつさえ解決へ導いたのは、篭城する理由として他にどんなものがあるかを挙げていた陸遜の言だった。


「城の兵糧に相当の自信があるのでしょうか? あまり余裕があるようには思えませんけど……溜め込んでいたんですかねー?」

「――――そうか、ここは兵糧庫」


 ぱちん、と。

 見取り図の一箇所に石を置く周瑜の指先、知略を発し、全員の視線は一点に。


「孫呉の王は、燃える炎の美しさを好む。初陣でそうしたように……」

「え、炎の煌きは好きだけど……急にどうしたの?」

「この周公瑾、王が望む美観を策にて作り上げよう」


 孫呉初陣――最後の仕上げで火矢放ち、焼け死ぬ敵に突撃仕掛け散々に殺し尽くしたあの戦。合流組以外は当時を思い返し、脳裏を赤で染める。

 とん、とん、とん……石の上で指を遊ばせる麗人、その眼に宿す熱。


「知っているか? 袁紹は、従姉の袁術と同程度には不出来らしい。本人と会ったことはないが、噂や間者の情報によれば、高慢が過ぎ、自信過剰が服を着ているのは間違いないようだ……まずはその袁紹を煽る」


 意地が悪そうに唇を歪める周瑜、悪役が似合いそうなその笑み。


「自惚れさせてやれば、この城を前にしても、そのうち我慢が出来ず大軍で真正面から挑む……名家であり、諸侯中最大兵力を持つ自負も背を押してな」

「袁術ちゃん並なら、我慢なんて知らないでしょうねぇ」

「決め付けていい類の馬鹿じゃからな、あやつは」


 孫策の脳裏に、自分を飼っているつもりの忌々しい太守、袁術が浮かんだ。あの無知と癇癪、健忘と言い草……子供という免罪符が通じる職ではない悲惨。

 吊り上げた眼、剣呑な主君を宥めもせず、今はただ話す周瑜。


「勿論、正面から抜くのは至難。けれど、その行動は黄巾党の数を幾らかは削り、疲弊もさせる。とは言え、数日間攻め続けても簡単に落ちる城ではない」


 孫策への振りから一転、流れるように語られた袁紹軍の動き、後に一拍。


「重要なのはここからだ。連日攻城する袁紹がその日の攻撃を終えて、城の前から軍を退き陣に戻ったその夜――不落の城を、我等は一晩で落とす」

「……続きを」


 弁の立つ演説は人々を魅了する。だが、数多の知識を余すことなく活用する頭脳が舌を通して生み出す策もまた、聞く者を惹きつける。

 王に促された筆頭軍師は瞼を閉じ、その一瞬で言葉を纏めて矢と放つ。


「本丸横……ここだ。この、本丸から死角となる建物は兵糧庫と見る。闇に紛れ城内に侵入した精鋭でそこに火を放ち、内部で混乱を引き起こす……この部隊は興覇、幼平、おまえたちが率いろ」

「御意!」


 興覇――甘寧と、幼平――周泰の力強い返事。

 孫権の御側付き、親衛隊の二人。彼女達はこういった工作活動を得意とした。


 特に周泰――字は幼平、真名は明命――の諜報工作技能は恐ろしく高い。

 足首まで伸びた黒髪を霞の如くたなびかせ、闇に消える様は幻と見紛うほどに。金の額当てが反射した月光に、映る彼女の姿は瞬刻……音も気配も現出させず、必要な情報を取得し、こなすべき任務を完遂させ、幽玄に霧散する。

 戦場においても、薔薇色の円らな瞳が瞬き、あどけない少女の背で長刀が抜かれたと気付いた時には、既に彼女に斬られた後だった者は少なくない。


 燕来同様、周泰もまた孫策に見出された庶人だが、その登用はごく最近。荊州黄巾党との戦で、諜報に戦闘にと幅広く活躍した彼女を引き上げた孫策は、その真面目で献身的な性根を理解してすぐさま孫権の下へ遣わし、親衛隊と側付きの役を与えた。

 呉王から次代の傍に抜擢され、更にこの短期間で孫権や甘寧と深い信頼を築けているのだから、周瑜が頼りにするのも至当な人物であった。


「その放火活動を成功させるため、侵入の直前、夜襲と見せかけた囮の部隊を正門の前に展開。これは祭殿に指揮をとって頂きます」

「任された……火の手が上がったら攻城か?」


 指名された黄蓋が了承しながら問い、周瑜は頷く。


「ええ……正門に気を取られ城内で火の手が上がり次第、囮部隊は雪蓮と合流し城攻めを行い、状況を見て突入部隊となって正面突破。突入を支援するため、私と穏で両翼を率い城門上の弓兵を逆に射殺す。徹底的な排除だ」


 黒髪かきあげ、彼女は我が王と我が補佐、信頼する二人を順々に見遣る。


「了解。祭、攻城の指揮は任せるわ。その代わり、突入は私がやる」

「んー、冥琳様。私達の行動に気付いた諸侯が連動してきた時はどうしましょう?」


 攻城はともかく、突入はやはり王自らが指揮を執ってこそだと孫策は考える。その姿を見せ、その声で導くから兵士が強兵になる。

 一方の陸遜は軍師の仕事として懸念のひとつを議題に出すも、周瑜の表情は対策済みを示す不変……否、その鋭気を増した。


「今回それは問題無いのだよ、穏。曹操辺りは勘付いて連動し、こちらの策を思惑ごと飲み込もうとするかもしれんが、誰より早くに動いているのは我等。位置と速度が重要なこの戦で、この優位性は大きい。故に孫呉が……突入隊の最先鋒がッ」


 細い指が、見取り図の正門前に置いた石を一気に本丸の中心へ移動させ。


「――燕呼阮が、大将旗を落とす」


 不動のまま地図を見つめ、話に聞き入っていた男は顔を上げた。

 囮を準備、火刑からの突入を核とした作戦の最後、失敗は許されない抜擢。武者震いも怯えも怖気づくことも、全てと無縁な不敵の証。


 拳で胸打ち、必ずや。






**********


「私はまた、一番後ろか……」

「やだやだやだー、蓮華も行くゥ一緒に行くゥー。って?」

「そ、そんな我侭言いません!」


 拳で胸打つ。姉の。



※諸侯と豪族※

作中で使われている、漢代の諸侯と豪族について簡単に書いておきます。


諸侯:王朝に直接、一地方の支配を認められた統治者。王朝設立に与した臣下が中心。貴族。

豪族:親族の血縁関係の広さを核にした、各地方の有力者や名家。地域共同体や大土地所有者。


但し、恋姫本編で使われている諸侯という単語は、広義的な意味の諸侯を指すようです。

名門豪族の袁家なども「おまえ○○の太守ね」と王朝に任命された場合、諸侯に含む形ですね。

本作でも、朝廷から地方行政を任された豪族を諸侯と呼ぶこの形で恋姫に準拠しております。


史実的に詳しく知りたい方は「諸侯」「豪族」「郡国制」などを中心にお調べください。


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