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第九十四話 ロシアの上司 ☆
               第九十四話  ロシアの上司
 ロシアの上司はこれまたとってもおっかない人です。どれだけ怖いかというとロシアにあの「コルコルコルコル・・・・・・」という言葉の意味を教えた人という位です。口髭を生やしてすぐにシベリアに人を送ろうとしますし人使いも半端ではないです。
 けれどロシアを熱心に指導しています。そのせいかロシアがどんどん怖くなっているような気もしますが元々ロシアの上司だの先生だのというのは他の家から見ればとてつもなくおっかない人達ばかりなのであまり変わらないかも知れません。
 そのロシアのところに今日もリトアニアが忙しく向かっています。少しでも遅れるとそれこそ韓国が日本にされたと転がりながら泣き叫んでいるようなことを本当にされるからです。ロシアの周りにいるというのは本当に大変なのです。
「ロシアさーーーーん」
 何とか時間に間に合わせてロシアの部屋の前に来ました。家が滅茶苦茶広いので移動するだけでも大変です。美麗なのに何故か殺伐としたロシアの家の中を。
「紅茶持って来ました。あとウォッカも」
 ついでにジャムも。ロシアといえばやはりこれです・
「くつろいで下さい・・・・・・んっ」
 部屋の扉のところに行くと中からロシアともう一人の声が。
「・・・・・・この声って」
 思わず逃げたいと思ったリトアニアでした。リトアニアにとってもロシアの上司はとても怖い人だからです。それでも意を決して入ろうとするとさらに話し声が。
「それでね」
 ロシアが親しげに上司に話しています。何故かこの上司と合うロシア。実に不思議です。
「ポーランド攻め落としたらね」
 ロシアの言葉が聞こえます。
「ドイツと半分こにして別荘建てるんだ」
「ほう、それはいい」
「えっ・・・・・・」
 今の二人の言葉を聞いてポーランドは驚愕でした。
「ロシアさんがポーランドを・・・・・・」
 リトアニアの顔が一気に青くなります。彼にとっては聞いてはいけない言葉でした。


第九十四話   完


                 2008・3・7
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