第八十九話 聞く奴を考えよう ☆
第八十九話 聞く奴を考えよう
思いきり不安になったイタリア。フランスに対して朝早くに電話をかけました。
「フランス兄ちゃん、俺どうしたらいいんだよ・・・・・・」
「なっ、何で御前が電話を!?」
敵の筈のイタリアから電話がかかってきてまずびっくりです。
「この不良がっ、不良が!」
自分が高校生には見えない、少なくとも何回も留年しているような外見なのは気にしていません。
「ワインはやらねーーぞ!」
とは言っても。何故かイタリアにはあまり何も言わないフランス。急に大人しくなって彼に尋ねます。
「まあいい。それで何の用だよ」
「うん。俺のこと忘れて欲しくない人がいるんだけれどそんな時どうすればいいのかなって思ってさ」
「んっ!?」
フランスはイタリアのその言葉を聞いて意外といった声になりました。
「長い間御前と腐れ縁やってるが珍しいな」
「そうかな」
「まあいい」
ここでフランスになるのでした。
「要は忘れさせなきゃいいんだろ?」
「うん」
電話の向こうの邪悪な笑みには気付かずフランスの言葉に頷きます。
「それでどうしたらいいかな」
「ケツでもまくて見せとけ」
冗談で言います。
「わかったな」
「うん、わかった」
これでわかったと思ったイタリアは早速日本に対して尋ねます。
「日本日本、俺のお尻見たい?」
「見てどうしろというのですか?」
早速困った顔で突っ込まれるイタリアでした。何を考えているのやら。
第八十九話 完
2008・3・7
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