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第七十八話 大昔のお話 ☆
                第七十八話  大昔のお話
 若い頃の中国。それでも顔があまり変わってはいないのは気のせいではなく彼が仙人だからです。一説には四千歳だそうです。もっとも皆が皆結構お歳なのは内緒ですが。韓国に至っては自分で一万歳とか言っています。
 そんな中国がぼやきながら道を歩いていました。昔なので周りは木で一杯です。
「全く毎日毎日あちこちで政争ばかりしていて嫌になるあるな」
 彼の家はそれが昔から激しいのです。血生臭いことも結構あったりします。それをぼやいていると前から小さな黒髪の子供がやって来ました。
「んっ!?、見慣れない奴あるな」
 彼はその男の子を見てすぐにわかりました。新しい国だと。それで声をかけました。
「新しい国あるね。ちっちゃいある」
 まずは思ったことを言います。彼らしく。
「こんな狭い所で生まれて大変そうあるね」
「そうですか」
「多分そうある。ああ、僕は」
 今度は自分の名前を名乗ります。
「中国ある。わからないことがあったら聞くよろし」
「わかりました」
 答えはしますが何か。表情がありません。それでも中国は子供に対して尋ねます。
「御前名前何というあるか?」
「名前ですか」
「そうある。何あるか?」
 すると彼が名乗ったのは。
「こんにちは日の落ちる処の中国さん」
「なっ!?」
 いきなりこう言われてむっとした顔になった中国でした。
「私は日本です」
「し・・・・・・失礼な奴ある!」
 これが日本と中国の出会いです。何気に失礼なことを言っている日本でありました。


第七十八話   完


               2008・3・6
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