第七百九話 上司変わり過ぎ
第七百九話 上司変わり過ぎ
ドイツとプロイセンが一つの国を作ろうとしていた頃フランスは上司がとにかくころころ変わっていました。王様だけで二回もお家が変わっています。
「けれど私がいた頃の血筋がまだ残っていたんでしたっけ」
「少なくともヴァロアからなんだよな」
見事生きていたジャンヌに対してフランスが答えます。
「今の。ええとよ」
「オルレアン家の方ですよね」
「そうそう、それそれ」
言葉は自然とトンボライダーになっています。
「その家の人なんだよな、今」
「けれど今あの人」
ここでジャンヌが言うのでした。
「家を出てしまいましたけれど」
「えっ、マジかよ!?」
「革命が起こってますけれど」
「おいおい、またかよ!」
フランスはここで周りが滅茶苦茶騒がしいことに気付きました。そういえば最近またお家の中が不穏な雰囲気になっていました。これもいつものことですけれど。
「また起こったのかよ!」
「それでまた共和制ですけれど」
「何なんだよ、おい」
また共和制になったと聞いてフランスはもう言葉がありません。
「ひょっとしてここからまた帝政とかなるんじゃねえだろうな」
「けれどナポレオンさんはもういませんが」
「だよな。大丈夫か」
そう思ったのは早計でした。何とここでその思わぬ事態となるのでした。
第七百九話 完
2009・4・29
小説・詩ランキング
○●へ多利あランク●○
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。