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第六十六話 ヘルメットは嫌い ☆
                第六十六話  ヘルメットは嫌い
 何とか恐怖のミッキーマウス戦車ことT−34から命からがら逃れたドイツとイタリア。ドイツはカンカンになってイタリアに対して怒っています。
「本当に御前は危なっかしくて見ていて心配だ!」
 何を今更、といった言葉ですがそれでもドイツは言います。そもそも何でイタリアに対して訓練しているかその目的を少し忘れかけています。
「これからは若しもの時にだ!」
 イタリアに対してあるものを手渡しながら怒り続けています。
「ヘルメットを被っておけ!いいな!」
「あっ、悪いけれど」
 ところがそのヘルメット、しかもドイツ製の耳までガードしてくれる有り難いヘルメットを受け取ったイタリアはそのヘルメットを放り投げて捨ててしまいました。
「いらない。御免ね」
 それを見たドイツは一瞬動きを止めましたがすぐにまた激怒して。
「いきなり捨てるな!ちゃんと被れ!」
 無理矢理イタリアの頭に被せます。
「何を考えている!」
「ぎゃああああ!ごごご御免よお!だって!」
「だって・・・・・・何だ!?」
「ヘルメットって被ると縮みそうなんだもん・・・・・・」
 実はドイツは一八〇でイタリアは一七二.イタリアはそれを気にしているのでした。ドイツはイタリアにそう言われて何も言えませんでした。


第六十六話  完


                 2008・2・28
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