第六十話 それで日本は
第六十話 それで日本は
イタリアがドイツによって死に掛けていてドイツが有り得ないパワーアップを果たしているその頃。残る一人日本は何をしていたかというと。上司に呼び出されていました。
「韓国のことだがな」
「はい」
この頃韓国は日本の家にいたのです。殆どというか全く日本と同じ扱いを受けていてロシアの家にいる人達と比べたらそれこそ天国の様な中にいました。この度その韓国にも訓練を施すことになったのです。それで韓国自身は日本とお揃いの軍服を着て上機嫌だったのですが日本の上司は彼のことで日本に対して話をしていたのです。その話とは。
「韓国と一緒にいる時はこれを守ってくれ」
「これですか」
「そうだ、これだ」
そう言って差し出してきたのは一枚の紙でした。そこに書かれているのは。
1.何時如何なる時でも唐辛子をふんだんに使わせること。
2.恨みを持ち脱走の原因になるので決して殴ってはいけない。
3.掃除用バケツと食事運搬用バケツの違いをよく言って聞かせること。
4.危機に陥ると銃を投げ捨てて『哀号』と泣き叫ぶので韓国人兵一人につき日本人兵二人を組ませること。
この四つでした。それを見て日本が言うことは。
「あの、これは」
「兄が弟を教え諭すように」
上司の大好きな言葉の一つです。
「いいな」
「・・・・・・わかりました」
何気に苦労している日本でありました。
第六十話 完
2008・2・21
小説・詩ランキング
○●へ多利あランク●○
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。