ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
第五百十九話 個性の薄い国家の筈なのに
            第五百十九話  個性の薄い国家の筈なのに
 決して謝らない所長に傍迷惑なことこの上ない仮面ライダー達に工事現場の監督でもあり料理人でもあり番組の全てを取り仕切りありとあらゆることが何故か自分のせいになる脚本家といいはっきり言って中の人達の個性が薄いと言われている日本の家の人達は異常な程個性派揃いです。この前出て来た人にしろそうです。
「私が出て来て何か悪いことでもるんだぎゃ?」
 尾張です。赤味噌が大好きでとにかく何でもかんでもお味噌をつけて食べます。そのこだわりはお金に対するものに匹敵します。
「とにかく私はこれが大好きと言っとりゃーーーす。そこを納得するだがね」
 こう言って味噌カツに海老にきし麺にういろうをいつも食べています。その尾張と仲の悪い人が大阪です。
「食べ物もお金もわいは負けへんで」
 どっかの寝てばかりで涙とか泣くとかいう言葉で起きて大暴れする傍迷惑なイマジンの喋り方で自己主張します。金髪で小柄ではっきり言ってかなり柄が悪いです。
「わいは日本さんの台所や。日本さんの財布は任せときや」
「何たわけたこと言っとりゃーーーす。日本さんを支えてきてるんわ私のところの人材だがね」
「あん!?太閤さんはうちに城を築かれたやろが」
「その太閤さんにしろ信長さんにしろついでに家康さんもうちから出とるだがね」
 いつも歴史から言い争いをしている二人です。これが食べ物にも発展するのです。
「やっぱりうどんはあれや。けつねうどん、薄口醤油でな」
「味噌煮込みうどん、海老の天麩羅があったら最高や」
「何ィ!?けつね否定すんのかい」
「そっちこそホンマに天下の台所か?けつねなんてたわけたもん食うなんてアホだぎゃ?」
 いがみ合いに発展するのもいつものことです。けれど当の日本はそんなことには目もくれません。
「まだまだいますので」
「何でこんなに個性が強いのばかりなんだ?」
 日本のさりげない言葉にイギリスも突っ込みを入れます。そう、まだまだいるのでした。


第五百十九話   完


                2008・12・17
小説・詩ランキング ○●へ多利あランク●○site_access.php?citi_id=254078182&size=200 真・恋姫†無双~萌将伝~応援中!


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。