ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
第四十九話 日本のパスタ
                第四十九話  日本のパスタ
 パスタとは何かと考えた日本。やがてその形が麺類に似ていることに気付きました。そのことに気付けばもう後は早いものでした。
 すぐにたっぷりと入れたお湯が煮立ったお鍋にパスタを入れて茹でだします。こうして遂にパスタの食べ方を見出したのでした。
「成程、こうして食べるのですか」
 食べてみるとこれが中々。うどんや蕎麦とまた違い美味しいものです。このパスタもまた日本の好物の一つに加わることになりました。
 一旦のめり込むと深くなるのが日本の性質です。早速イタリアのパスタのソースを色々と作ったり買ったりしてそれをパスタにかけていって楽しみます。オリーブにもチーズにも慣れてもう立派なパスタ通になっていました。
 ところが日本はいつもここで止まらないのです。いつも他の国の料理に対してしているように早速自分の国の料理風にアレンジをはじめたのです。見ればそれは。
「な、何これ!?」
「何なんだそれは」
 イタリアもドイツも日本の作ったパスタに驚きです。何とそのソースが彼等の見たことも聞いたこともないようなものだったからです。
「タラコスパと納豆スパです」
「タラコと納豆!?」
「そんなものをスパゲティのソースにしたのか」
「はい。和風でと考えまして」
 二人に対してそのスパゲティを出しながら答えるのでした。
「まあどうぞ。召し上がって下さい」
「う、うん」
「わかった」
 二人は狐につままれたような顔でテーブルにつきます。そうしておもむろにフォークを使って口に入れます。すると。
「あれ、これって」
「美味いな」
「色々と味付けを考えまして」
 日本は二人の横に立って答えます。
「それで作ってみたのですが。御気に召されて何よりです」
「うん、最初はびっくりしたけれど」
「こうして食べてみると。いいものだな」
「有り難うございます」
 あらためて二人に礼を述べる日本でした。


第四十九話   完


                 2008・2・14
小説・詩ランキング ○●へ多利あランク●○site_access.php?citi_id=254078182&size=200 真・恋姫†無双~萌将伝~応援中!


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。