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第三十九話 ドラマを見せてやるんだぜ ☆
             第三十九話  ドラマを見せてやるんだぜ
 韓国は日本を自分の家にしょっちゅう呼びます。暇があると呼びますしなくても呼びます。まず日本を家に呼ぶのですから本当に気になって仕方ないのがわかります。わからないのは当の日本だけだったりします。
「今日は日本に我が素晴らしき韓国ドラマを見せるんだぜ」
 韓国の趣味の一つです。彼はドラマが大好きでいつも見ています。その内容は少しどころではないレベルで日本の家のドラマにそっくりなのですが。
「きっと大泣きするんだぜ」
 少なくとも韓国はいつも大泣きします。実は案外涙脆いのです。
「と思ったけど」
 しかし隣にいる日本は無反応です。
「さっきから無言なんだぜ。おい日本」
 日本に声をかけます。
「ちゃんと見てるか?」
「いえ、前から思っているのですが」
「何だぜ?」
 日本はもう何十回も何十作も韓国のドラマを見ているのでかなりの通になっています。それで韓国に対して問うのです。
「何故韓国さんのお家のドラマはヒロインとくっつかない方は悲惨な目に遭うのでしょうか」
「ま、まあ」
「まあ?」
 韓国は額に汗をかきながらコメントします。何かやけに苦しそうなのが日本から見てもわかります。その苦しいままでのコメントは。
「結局のところあれなんだぜ」
「あれといいますと」
「だから」
 そして言う言葉は。
「気にしたら負けなんだぜ」
「負けって・・・・・・」
 あまりにも強引な韓国のコメントでした。その強引さには日本も反論のしようがありませんでした。


第三十九話   完


                  2008・2・6
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