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第二千五百三十九話 お気楽ポーランド ☆
           第二千五百三十九話  お気楽ポーランド ☆
「ひれ伏せ!私の兄さんだ!」
 いきなりです。ベラルーシが周りに宣言します。
「わかったな、皆の者」
「おい、いきなりそう言うのかよ」
「あの三国が周りにいなくて何よりだよ」
 周りはベラルーシの言葉にどん引きです。その後ろには王様のロシアがいます。本当にここで日本やアメリカや中国がいればそれだけで一触即発になっていました。
 ですが今三国は何処もその場にいませんでした。本当に幸いなことに。
 いたのは旧ソ連組と北欧組です。ソ連組のドンロシアが北欧組の長男デンマークに挨拶をします。
「こんばんはデンマーク君」
「おおロシア本当にすげえ派出だな」
 デンマークはそのロシアの挨拶を受けて立ちます。まずは堂々としています。
「言ってただけあんな」
「当たり前だ。私の兄さんだぞ」
「そうだっぺな。けどな」
 ベラルーシに応えながらです。デンマークはロシアにさらに言いました。
「挨拶の前にラトビア下ろしてやるべきじゃね?」
「駄目ーーーーー♪」
「ラトビアアアアアアアアアア!!」
 ロシアに肩車をされてがたがた震えているラトビアを見てここでも叫ぶエストニアでした。ですが。
 ポーランドは一人お気楽でいます。リトアニアはその彼に気付いて。
「ソ連にいないってどれだけ幸せなんだろう・・・・・・」
 相棒を見て思うのでした。彼にとっては今は悪夢以外の何者でもないのですから。


第二千五百三十九話   完


               2012・1・15
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