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第二千四百八十九話 デンマーク兄貴の勝ち ☆
          第二千四百八十九話  デンマーク兄貴の勝ち ☆
 不穏な空気が漂ってきたかに見えるデンマークとベラルーシ。二人の周り、といいますかバルト三国の面々はおろおろしています。
「うわ、これはまずいよ。ポーランド呼ぼうかな」
「あの、デンマークさんも北欧のリーダーですし結構強いかも知れませんよ」
「まずいなあ。折角フィンランドさんと合流しようと思っていたのに」
 三国はそれぞれ困った顔でいます。そうしてです。
 デンマークがゆっくりと口を開いてです。こう言うのでした。
「そうだっぺか、愉快愉快!」
「何っ、どういうつもりだ!?」
「御前の兄ちゃん今日すげえのか!」
 こう言ってです。急に笑いだしたのです。そしてです。
「御前等全員揃ったとこ見んの楽しみにしてっからよ!」
「勝負しないのか!?」
「御互い優勝狙って頑張っぺ!」
 陽気に言い続けるデンマークでした。
「そんじゃ楽しくやるっぺよ!」
「くっ、どういうつもりだ!」
「ロシアさんにお伝え願えますか?」
 フィンランドも意外な展開に驚くベラルーシに言ってきます。
「楽しみにしてますって」
「どういうことだ、これは!」
「喧嘩にならなくてよかったよ」 
 怒るベラルーシの横でリトアニアがほっと胸を撫で下ろしています。その彼にノルウェーが囁きます。
「おめだも大変だな」
 本当に何かと大変です。旧ソ連メンバーの関係は。


第二千四百八十九話   完


               2011・12・20
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