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第二千四百七十九話 イタリアの勧めを断る理由 ☆ 
         第二千四百七十九話  イタリアの勧めを断る理由 ☆ 
 イタリアが日本に仮装のことで勧めてきました。それは何かといいますと。
「日本も俺達とお揃いにしようよ」
「ローマ帝国さんの時代の服にですね」
「うん、折角の枢軸なんだしさ」
 イタリアは日本にさらにお話します。
「それでどうかな」
「いえ、私はそれは」
「嫌なの?俺が着れなかった服もあるし三人それぞれローマ爺ちゃんの頃の服なんていいじゃない」
「このままでいいです」
 日本はイタリアの誘いを穏やかに断ります。それは何故かといいますと。
「私の体格ですとまず兵士の方が似合いません」
「あのレギオンの?」
「はい、元老院の方の服も」
 ここで自分の肩を見る日本でした。なで肩なので元老院の人の服はずり落ちるというのです。ローマ帝国の服は結構体格が必要みたいです。
「剣闘士の方も同じで」
「兵隊さんとだね」
「はい、体格がないので貧相に見えますので」
「じゃあやっぱり?」
「イタリア君と同じになってしまいますので」
 その奴隷の姿のイタリアを見ての言葉でした。そうだったのです。
 日本はイタリアよりも背が低くしかも体格は同じ様に筋肉質ではありません。それではローマ帝国の頃の服はどうしても限られてしまうのです。だから今の烏天狗のままでいるのです。


第二千四百七十九話   完


             2011・12・15
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