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第二十四話 赤と青 ☆
                  第二十四話  赤と青
「おい、二人共」
 アメリカとイギリスの喧嘩を光の強い金髪に青い目と顎にうっすらと髭を生やした美青年が止めます。
「その辺にしないか。今は大事な会議中なんだぞ」
「あっ、フランス」
「うわっ、フランスが正論言ってきた」
 アメリカとイギリスはお互いを小突き合いながらそれぞれその美青年フランスを見てとりあえず落ち着いてきました。
「その程度にしておこうぜ」
「そうだな」
 最初に矛を収めたのはアメリカでした。
「僕も大人げなかったようだ」
「あっ、手前」
 イギリスはアメリカが矛を収めたのを見て抗議します。
「何大人ぶってんだよ!」
「全く御前等は」
 フランスは呆れたように立ち上がって二人にお説教をはじめます。
「喧嘩する前にしなきゃいけないことが沢山あるだろう?」
「そうだよな」
「ああ。それで一体それは何だ?」
「決まってるじゃないか」
 フランスは爽やかな笑顔を浮かべながら二人に言うのでした。
「そのダッセエ軍服どうにかするとかさ」
「君が派手過ぎるんだ!!」
「おめーーが派手過ぎるんだよ!!」
「何!?」
 見れば何と青いコートに赤いズボンといったフランスの井手たち。けれどそれを言われたフランスの顔が余程かんに触ったのかピシッと怒りに歪みました。


第二十四話   完


                   2008・1・18
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