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第二千三百四十九話 扉を開けると ☆
             第二千三百四十九話  扉を開けると ☆
「じゃあゆっくりと休んでくれよ」
「そうしてやるよ」
 イギリスはアメリカに応えながらお部屋の扉を開けます。ここまでは何もなかったです。
 けれど扉を開けると。そこにいたのは。
 何か邪悪な顔が出てきました。しかも無言で。
 一瞬時間を置いてからです。イギリスは叫びました。
「な、何だよこいつ!」
「あれっ、どうしたんだい?」
「俺の部屋に何かいるぞ!」
「やれやれ。騒がしいなあ」
 アメリカはそんなイギリスに呆れながら戻ってきます。
「あれだけ大丈夫だっていいながら君は」
「そういう問題じゃないだろ!本当にいるぞ!」
「何がいるんだい?」
「幽霊だよ!」
 イギリスの親友とも言えるそれがいるというのです。
「何でいるんだよ!」
「ははは、そんなのいる筈ないじゃないか」
 アメリカはイギリスのそんな言葉に笑って返します。
「このホワイトハウスには確かにいるけれどさ」
「あの上司じゃねえ!他の奴だ!」
 こう言ってです。イギリスはアメリカを呼びます。実はホワイトハウスにはちゃんとアメリカの上司の幽霊がいたりします。だからアメリカも幽霊のことは信じてはいます。


第二千三百四十九話   完


                 2011・10・8
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