第二千二百四十九話 脱がそうとしたら ☆
第二千二百四十九話 脱がそうとしたら ☆
全裸のフランスがイギリスに歩み寄ってきました。そうして言うのです。
「ほら脱いだ脱いだ」
「だから何を脱ぐんだ!」
「服に決まってるだろ」
「誰が脱ぐか!」
早速喧嘩になります。
「世話の焼ける奴だな御前は」
「誰が脱ぐか!」
「だからそういう祭りなんだよ」
「御前だけヤマジュンになってろ!」
ここでもこの時代には存在しない筈の人の名前が出ます。
「俺は脱がないからな!」
「いいや、脱げ!」
「脱ぐか!」
フランスは何とかイギリスを脱がそうとします。しかし。
フランスの鼻の先を銃弾がかすめていきました。本当にかすりました。
それで動きを止めてしまったフランスが恐る恐る銃弾が来た方を見るとです。そこには牛の全身緑色の弁護士仮面ライダーみたいな重装備のスイスがいました。
そのスイスの左手には今煙を銃口から出している拳銃があります。まだ構えています。
銃をフランスに向けてスイスは言うのでした。
「見苦しいものは見せないでもらおう」
こうしてフランスの暴走は止まりました。しかもスイスは警察まで呼んでいました。一転して色々と困ったことになったフランスなのでした。
第二千二百四十九話 完
2011・8・18
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