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第二千二百十九話 ギャンブラー
               第二千二百十九話  ギャンブラー
 中国の親戚にです。香港以外にもこんな人がいます。
 黒髪を七三分けにして眼鏡をかけた外見は真面目そうな青年です。彼はといいますと。
「こいつが前から噂になっているマカオある」
「あのギャンブラーの」
「いきなりそれあるか。しかし否定はしないある」
 こう日本にマカオを紹介しながら言う中国でした。
「外見は真面目そうでかなりの博打好きある」
「はじめまして。日本さん」
 マカオはにこりと笑って日本に挨拶をします。
「マカオです。よかったら僕の家で遊びませんか?」
「はい、機会があれば」
「僕のところには楽しい場所が一杯ありますよ」
「そのせいで金をすってしまう奴がかなりいるある」
 中国も何気に嫌なことを思い出して言います。
「運の悪い奴はこいつの家で遊ぶことはお勧めしないある」
「お金は儲かるのでは?」
「儲かるのはこいつであって僕ではないある」
 中国はこのところは不機嫌な顔で言います。
「だから忠告するある」
「あの、若しかして中国さんも」
「マスターも結構負けてますよ」
「余計なことは言うなある」
 今度はこのマオオが出て来ました。中国の親戚や弟分の人はかなり多いです。妹さんもいますし賑やかな家であるのは確かです。


第二千二百十九話   完


                2011・8・2
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