ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
第二百十七話 まずいなんてものじゃない
             第二百十七話  まずいなんてものじゃない
 アメリカはこうですがまあとかく料理で馬鹿にされるのがイギリスです。何しろ料理が六品しか作れないですしそのうえゆで卵まで作れないのですから。
「御前、マジで才能ないなんてものじゃねえんじゃねえのか?」
「しみじみと同情するんじゃねえよ」
 フランスの言葉に突っ込み返しますがそれも元気がありません。
「俺はちゃんと作っているぞ」
「何処がだよ。全然じゃねえか」
 しかしフランスはその言葉を信じません。
「で、ゆで卵は作れるのか?」
「あれ難しくてわからないんだけれどよ」
「・・・・・・もういい」
 かなり絶句でした。返す言葉もありません。しかしそれでまた話を聞くフランス。ひょっとしたらイギリスに対して彼なりの気持ちがあるかも知れません。
「インスタントラーメンは作られるよな」
「日本のあれだよな」
「ああ、作ってみろ」
 ここでさっとそのインスタントラーメンを出します。用意がいいです。
「ほら、頼むぞ」
「ああ、湯を沸かしてだな」
「そんなの聞くまでもねえだろ」
 そうは思いながらも作らせます。それで暫くして出て来たのは。
「作ってみたぞ」
「・・・・・・インスタントラーメンなんだぞ、おい」
「だから水の中にそのまま入れて煮込んだんだよ。湯になってから三分な」
「・・・・・・何処のミスターの息子なんだよ、おい」
 なおこの後寒いのでドラム缶にガソリンぶっ掛けて火を点けて大爆発を起こしたイギリスでした。まさに二代目ミスターに匹敵する逸材であります。


第二百十七話   完


                  2008・6・4
小説・詩ランキング ○●へ多利あランク●○site_access.php?citi_id=254078182&size=200 真・恋姫†無双~萌将伝~応援中!


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。