第二千百十九話 掃除は駄目 ☆
第二千百十九話 掃除は駄目 ☆
イタリアと楽しい時間を過ごしてからお家に帰ったスペイン。彼は帰路こんなことを考えていました。
「ロマーノは掃除ちゃんとやってるやろか」
何しろロマーノです。少し不安になります。
ちゃんとやっていればいいな、と考えながら歩いてお家に帰ります。そうしてお家に帰ると。
「ロマーノ、掃除とか終わったら・・・・・・って!」
見るとです。お家の中がごちゃごちゃと滅茶苦茶になっています。
それを見てです。スペインはクッションを抱いて寝ているロマーノに問い詰めます。
「何やってんねん御前!」
「んっ?」
ここでやっと起きるロマーノでした。
「何だスペイン帰ったのか」
「帰ったのかちゃうわ!何でいつも御前はこうなんや!」
流石に今回ばかりはスペインも叱ります。
「ちょっとは仕事覚えんかい!」
「ちゃんとしたぞ」
「しとらへんやろが!こんなに散らかしてからに!」
スペインの小言は続きます。
「片付けるのは俺やんか!」
「そうだな。それじゃあな」
おやつを食べはじめるロマーノでした。そんな彼を見てスペインは一言。
「御前な、スペイン語の前に礼儀作法とかマナーとか教えたろか?」
「教えても身に着かないぞ」
自分からこう言ってのけるロマーノでした。本当にやる気も何もありません。兄弟とはいってもです。イタリアとロマーノでは全く違っていました。
第二千百十九話 完
2011・6・11
小説・詩ランキング
○●へ多利あランク●○
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。