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第二千百九話 皆個性的
                  第二千百九話  皆個性的
 日本は皆の中でぽつりと言いました。
「どうも私は地味で」
「いや、それはない」
 ドイツがその日本に速攻で突っ込みを入れました。
「日本は充分過ぎる程目立っている」
「そうでしょうか」
「そうだ。一度見たら忘れられない位だ」
 ドイツは日本に対して思っていることをそのまま告げます。この辺りとてもリーダーらしいです。
「自覚していなかったのか」
「自分では地味で普通過ぎると思っていますが」
「かなり独特だぞ。実際に今食べているものもだ」
 和菓子にお抹茶です。日本だけ違います。台湾も中華菓子ですがイタリア、ドイツと欧州の中でもお菓子が好きな顔触れが作るお菓子の中でそれはかなり目立ちます。
 そうしたものも見てです。ドイツは日本にお話します。
「やはり個性的だ」
「そうなのですか」
「しかし。何故自分を地味だと思える」
 ドイツにとってはその時点でわからないことでした。
「皆日本を見るというのに」
「それがわからないのです。昔から」
 自分ではどうしても気付かないものなのです。
 とにかく日本は自分では地味で普通だと思っているのです。けれど実際は違います。枢軸組は誰もがかなり個性的なのです。


第二千百九話   完


                 2011・6・6
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