第二十一話 集え!!正義の下に ☆
第二十一話 集え!!正義の下に
「連合国諸君!」
ヘタリア学園内の一室で強い声が響き渡ります。学園の中は白を基調としてブラウンの柱があります。何処か教会を思わせる壮麗な建物です。
「野蛮な枢軸国をこのままにしてはおけないだろう!」
その声はまだ叫んでいます。何かを強烈に訴えるように。
「今こそ我々連合国が世界を救う時だ!」
その部屋は何かの作戦室のようです。五つの席がありそこの上座で立っている金色の奇麗な髪に青い目に丸眼鏡をかけた若者が訴えています。ネクタイの軍服が実に似合っています。彼が最近学園内で頭角を現わしているアメリカその人です。
「正義の為に共に戦おうじゃないか!」
彼の訴えは続きます。彼は何かと派手好きで尚且つ正義感が強い性格で知られています。まあそれはそれでいいと言えばいいことなのですが。
「悪の枢軸国に正義の鉄槌を!」
そう叫んで黒板を叩きます。見ればそこにはドイツ、日本、そしてイタリアが書かれているのですがどうもあまりそれぞれのキャラにアメリカ独自の感情が見られています。
「とりあえず何と弱そうなイタリアから」
見れば何と。ドイツと日本はともかくとしましてイタリアにはイタリアという名前ではなく『ヘタリア』と書かれているではありませんか。どうもアメリカもイタリアは弱いとわかっているようです。
第二十一話 完
2008・1・17
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