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第二千九十九話 やっぱりまずい
              第二千九十九話  やっぱりまずい
 イギリスが出してくれたお料理。それを食べて。
 日本はです。顔色を一変させてしまいました。
「うっ、これは」
「どうだ?気に入ってくれたか?」
 イギリスにしてみれば必死に作った和食はです。天ぷらのお寿司とかそういうものでした。けれど外見はです。どう見ても天むすです。 
 しかもその味がです。壮絶なもので日本も絶句なのでした。
「あの、これは和食ですよね」 
 かろうじてこう尋ねられるだけでした。
「イギリスさんが作られた」
「和食ってはじめてだけれどな」
 イギリスは少し照れ臭そうに答えます。
「どうだ?美味いか?」
「何といいますか」
「俺皆から料理がまずいって言われてるんだよな。それで努力してるんだよ」
「はあ、努力ですか」
「それでどうだよ。美味いか?」 
 日本の表情には気付いていません。元々無表情な日本ですがそれでもです。
 しかも尋ねたのが日本です。その返答は。
「凄く・・・・・・美味しいです」
 青い顔で言うのでした。けれどそれを聞いたイギリスは。
 上機嫌になってそれでよかったと言うのでした。こうして日本は決意しました。連合の五人のところでは絶対にクリスマスは過ごさないと。


第二千九十九話   完


                2011・6・1
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