第二千二十九話 戦争よりも
第二千二十九話 戦争よりも
日本と中国の戦争が終わってです。調べてみるとです。
脚気になった人の数は。
「な、何ですかこれは!?」
「ですから脚気になってしまった人の数です」
「負傷した人達よりずっと多いのですが」
こうです。日本は自分のところに送られてきたデータを見てびっくりしています。
「まさかこれ程までとは」
「あの、信じられませんよね」
「これでは戦いどころではありません」
日本は真っ青になっています。無理もありません。
「ここまで多いとは」
「何としても脚気を解決しないといけませんね」
「ロシアさんが来ているのですよ」
日本の最大の脅威がです。今迫ろうとしていたのです。そんな中で脚気が多いとです。
「これでは戦えません」
「何としても脚気菌を見つけ出さないと」
「いえ、どうも何かおかしいですね」
ここで日本はふと思ったのです。
「戦場での脚気も多いのに。何故村ではないのでしょうか」
「確かにそれが謎ですけれど」
「ううむ、何かあるのでしょうか」
日本にはどうしてもわからないことでした。とにかく今はです。脚気で倒れてしまう人があまりにも多く。戦えるかどうかという問題にまでなってしまっていました。
第二千二十九話 完
2011・4・26
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