第百九十七話 聞いちゃいねえ
第百九十七話 聞いちゃいねえ
かくして生徒会長が決まったとの報告が三国からあがりました。それを聞いたイギリスとフランスは。まずはアメリカ、中国、ロシアの三人と話し合いの場を設けることにしたのでした。
「意外と早かったな」
「それで誰なんだ?」
まずは三人のそれを尋ねます。
「タイだよな」
「あいつなら問題ないからいいな」
二人はこの瞬間までこう思っていました。ところが。
「うん、韓国に決まったよ」
「決定ある」
「っておい!」
「御前等人の話聞いてるのかよ!」
アメリカと中国の返答にいきなりヒートアップして返事です。
「だからそいつだけは駄目だって言ってるだろ!」
「何でそいつなんだよ何で!」
「何でってもう決まったし」
ロシアは至って平気な顔です。まるで他人事です。
「だからもう変わらないよ」
「本人のたっての希望でね」
「だから決定したあるよ」
「・・・・・・くっ、こいつ等」
「完全に投げやがったな」
それだけははっきりわかるのでした。そのうえでフランスがイギリスに対して言います。
「なあイギリス」
「何だ?」
「これからが凄く楽しみになってきたな」
「まあな」
イギリスも一応はこう答えます。
「何かわくわくしてきたぜ」
「全くだな」
言いながら目が死んでいます。魚屋の冷凍烏賊の目になってしまっている二人でありました。
第百九十七話 完
2008・5・25
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