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第百八十五話 いきなり言うか ☆
              第百八十五話  いきなり言うか
 何はともあれエストニアとの再会を喜ぶフィンランド。そこにラトビアもやって来ていい雰囲気になります。スウェーデンはその光景を黙って見ているだけでしたがここでふと口を開いて言うのでした。
「おいそこのおめえ」
「僕ですか?」
「そだ」
 エストニアに対して答えます。
「んでそこのちっけえの」
「ぼ、僕!?」
 今度はラトビアに対しても。急に声をかけてきたのです。
「まとめて俺んちにこ」
「うえええええええええええええええっ!?」
 皆それを聞いてびっくりです。いきなり凄いことを言ってきました。これまたスウェーデンらしいといえば非常にらしいのですけれど。
「そ、それはちょっと」
「まずいって言うか」
 いきなり言われた二人はドン引きです。それでエストニアがラトビアに言います。
「困るよね、ラトビア」
「は、はい」
 ラトビアも引きながらエストニアに答えます。
「ポーランドさんに聞いてみないと」
「な、何でこの人って」
 フィンランドも困った顔をしています。
「こうもいきなりなんだろう。しかもいつもいつも」
「ポーランドか」
 スウェーデンはその茫洋とした顔で考えていました。
「あいつ、どげん奴だったかな」
 実はそれについてはあまり考えていないのでした。何気にというかかなり何を考えているのか全くわからない人であります。フィンランドも苦労しています。


第百八十五話   完


                   2008・5・19
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