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第千八百四十九話 妖怪達が残って ☆
            第千八百四十九話  妖怪達が残って ☆
「じゃあ旦那、これからまた機会がありやしたら」
「ああ、俺が日本に来た時にはな」
 河童達とイギリスはあらためて笑顔で話をします。
「楽しくやろうな」
「へい、お互いに」
 こんな話をしていました。するとです。
 イギリスはふとです。一人の小さな女の子が一緒にいることに気付いたのです。その娘は誰かというとです。
「あれっ、この娘何時の間に来たんだ?」
「あっ、座敷童でやんすね」
 河童がすぐにイギリスに言いました。
「この娘は」
「そういえば何か部屋で騒いでいた感じがしたけれどな」
「ええ、この娘は姿が見えなくてもそこにいるんでやんすよ」
 そうした妖怪だというのです。
「小さな女の子の幽霊だって話もありやすけれどね」
「ああ、俺の国のブラウニーみたいなやつなんだな」
 イギリスは自分の国にいる妖精にあてはめて考えてみました。
「そういう感じだな」
「家にいてくれたら幸せをもたらせてくれる。有り難い存在でやんすよ」
「その辺りもブラウニーに似てるな」
 イギリスはあらためて思ったのです。そのうえで座敷童を見ています。
 イギリスにとってはとても楽しくて充実した日本への訪問となりました。そして新しいお友達もできました。それも心から分かり合える。


第千八百四十九話   完


               2011・1・23
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