ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
第百八十三話 心配になる ☆
                第百八十三話  心配になる
「失礼なことを言って申し訳ありませんでした」
 とりあえず仕切りなおしです。エストニアの謝罪から再開となります。
「僕はエストニアです」
「ん・・・・・・」
 スウェーデンは茫洋と返事をします。
「俺はスウェーデンだ」
「スウェーデンさんですね」
「そうだ。そしてこれが」 
 フィンランドの方を向いて一言。
「女房だ」
「な、何言ってるんですか!」
 フィンランドはすぐに言葉を返します。
「嫌なジョークはよして下さいよ!」
 彼はこの時はそう思っていました。エストニアは今のスウェーデンの発言で固まっています。
「僕男ですし」
「ジョーク?」
 ところがスウェーデンは。無表情にこう問い返してきたのです。やっぱり真顔です。
「えええええええええっ!?」
 その言葉と真顔を見て驚くフィンランド。
「ちょっと、マジなんですか!?よして下さいよおーーーーーーーっ!」
「フィンランド・・・・・・」
 エストニアも真顔です。焦るフィンランドと本気のスウェーデンを見て心の中で呟きます。
(僕は君のことからがとても心配です)
 そう心の中で思っていても動けないものがありました。迂闊に動いたらどうなるか保障はできない、そんなロシアと一緒にいることから身に着けた生きる知恵です。あまり覚えたくも身に着けたくもなかった知恵ですが。それでも身に着けてしまっているエストニアなのでした。


第百八十三話   完


                   2008・5・18
小説・詩ランキング ○●へ多利あランク●○site_access.php?citi_id=254078182&size=200 真・恋姫†無双~萌将伝~応援中!


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。