ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
第百七十三話 告白 ☆
                 第百七十三話  告白
「ずっと友達だ。いや、ずっとそうなりたかったんだ」
「神聖ローマ・・・・・・」
 彼は遂に本音を言います。自分が今まで思っていたことを。
「ずっと前から、俺が生まれた時から御前と友達になりたかった。一緒にいたかったんだ!」
「そうだったの・・・・・・」
「けれど暫くお別れだ。じゃあな!」
 身を翻します。皆そんな神聖ローマを温かい目で見ています。今ばかりは。
「イタリア、この戦いが終わったら絶対会いに行くからな!」
「うん、待ってる、待ってるよ」
 イタリアもそれに応えて言います。二人共泣き笑いの顔になって。
「お菓子一杯作って待ってるからね!」
「ああ、楽しみにしているぞ!」
「あと怪我とか絶対しないでね」
 イタリアは立ち去ろうとする神聖ローマに対してまた声をかけます。
「病気も。だから絶対に会おうね!」
「ああ!」
「絶対だよ絶対!」
「当然だ!何時までも何時までも俺達は」
 神聖ローマも言います。最後に手を振って。イタリアの方を振り向いて彼をずっと忘れないようにじっと見て言います。イタリアもまた同じように神聖ローマを見て言葉を返すのでした。本当に心からの友人達がそうであるように。
「何百年経っても俺達はずっと友達だ!世界で一番の友達だ!」
「うん!」
 この後神聖ローマは長い長い戦いに身を投じました。遠い遥か彼方になってしまった時代のお話です。


第百七十三話   完


                 2008・5・13
小説・詩ランキング ○●へ多利あランク●○site_access.php?citi_id=254078182&size=200 真・恋姫†無双~萌将伝~応援中!


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。