第千六百三十九話 ポーランド引取り
第千六百三十九話 ポーランド引取り
プロイセンとロシアがポーランドとリトアニアを引き離してそれぞれ自分達のお家に引き取ろうとした時です。オーストリアさんはその時の上司のマリア=テレジアに言われました。
「息子が乗り気ですし」
「ヨーゼフ様がですか」
「そうです。仕方ありません」
こう溜息と共に言うのでした。
「ここはです」
「あの二人の家の者と土地を幾らかですね」
「はい、貴方に入れます」
そうするというのです。
「それで宜しいですね」
「私に異存はありません」
こう答えるオーストリアさんでした。
「それでは誰が来るのでしょうか、私のところには」
「ポーランドが来ます」
彼がだというのです。
「彼を引き取ります。宜しいですね」
「イタリアよりも手がかかりませんか?」
「どうでしょうか。色々と我儘なようですが」
「そうですか。まあイタリアと同じように接しましょう」
「そうしてくれると助かります」
こうしてポーランドはオーストリアさんのところに入ることになったのです。その時にポーランドとリトアニアは離れ離れになりました。
第千六百三十九話 完
2010・10・6
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