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第千六百二十九話 相変わらず恐い映画は ☆
          第千六百二十九話  相変わらず恐い映画は ☆
 アメリカがです。リトアニアに対して気恥ずかしそうに言ってきました。
「な、なあリトアニア」
「はい」
「今日は一緒に寝てくれないかな」
「あっ、どうしたんですか?」
「ちょっと映画をね」
 観ればテレビにです。ゾンビが映っています。何だかんだでとにかく怖い映画を観たがるアメリカです。実は好きだったりするのです。
「それでなんだ」
「あっ、はい」
 リトアニアはここで頷きます。
「よくわかりました」
「済まないね」
「いえ、御気になさらずに」
 このやり取りの後でそれで一緒にベッドに入ります。
 そしてその中で。アメリカはまだ震えながらリトアニアに言いました。
「助かったよ」
「そうなんですか」
「今日は絶対に一人じゃ寝られなかったぞ」
「あの」
 ここでリトアニアはアメリカに尋ねました。
「怖いの観るといつもこうなんですか?」
「ああ、子供の頃は」 
 そこからなのでした。
「イギリスと一緒に寝てもらってたんだけれどね」
 何気に昔のことも言います。実は子供の頃はアメリも甘えん坊だったのです。


第千六百二十九話   完


                2010・10・1
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