第千四百五十九話 中国とローマ
第千四百五十九話 中国とローマ
中国は四千歳と言われています。ローマ帝国のことも知っていたります。
「あれは上司が劉氏だった頃あるな」
「ああ、その頃か」
「その時代でしたか」
アメリカと日本は中国のその話を聞いて言います。
「君にしてみたら記憶にある頃なんだな」
「それもはっきりと」
「よく聞いていたあるぞ。ローマ帝国のことは」
実際にそうだったのです。中国にとってはその頃のこともよく覚えていることなのです。
「カルタゴとかと喧嘩していたことは知らなかったあるが」
「その頃のローマは知らなかったのか」
「確か大秦王でしたね」
「そうある、そうした風に呼んでいたある」
中国は当時ローマ帝国の上司をこう呼んでいました。
「やたらと強くて大きな奴がいるとは聞いていたある」
「直接会ったことはないんだな」
「ローマ帝国さん御自身とは」
「ないある」
実際にそうだったのです。
「縁がなかったある。人の交流はあったあるが」
「そうかあ。直接はないのか」
「しかしかなり昔のお話ですね」
二人もそのことはよくわかりました。中国はこの頃のこともよく覚えているのです。
第千四百五十九話 完
2010・6・12
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