第千四百九話 その時のロシアは
第千四百九話 その時のロシアは
「いやあ、いつも悪いね」
「いえ、構いませんよ」
ロシアはオーストリアさんのお家にいました。そこのウィーン国立歌劇場においてオペラを観ているのです。今丁度バレエの場面です。
ロシアはバレエが大好きです。シンクロナイズドスイミングにしてもアイススケートにしてもです。バレエの応用ができるから得意なのです。それで今笑顔でそのバレエを観てオーストリアさんに対して笑顔で言っています。
「オーストリアさんのお家って音楽が一杯でいいよね」
「そういえば貴方は音楽好きですね」
「うん、大好きだよ」
にこやかな顔で応えます。
「それにオーストリアさんとは長いお付き合いだよね」
「そうですね。オーストリア継承戦争の時からですしね」
その時にお友達になってからなのです。二人の付き合いも本当に長いです。
「僕ってさ。太平洋じゃお友達あまりいないしね」
「そうですか。あそこでは」
「日本君もアメリカ君も中国君もね。あんな感じだし」
この三人との関係は最早学園中で有名です。
「ベトナムさんは最近また仲良くなっているけれど」
「そちらでは大変なのですね」
「実はね。あっちにも進出していきたいけれど」
「ではお友達をもっと作られることですね」
「そうだね。誰がいいかな」
とはいっても実はこれといって思い浮かばなかったりします。実際はそんなロシアなのでした。
第千四百九話 完
2010・5・18
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