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第千三百五十九話 リトアニアの背中 ☆
           第千三百五十九話  リトアニアの背中 ☆
 ポーランドとイタリアの仲のよさに複雑な気持ちのままのリトアニア。ポーランドのお家でお泊りになってもそれは消えませんでした。
「なあリト」
「何?」
「折角の泊まりなのに顔がマジ辛気臭くない?」
「な、何でもないよ」
 リトアニアは咄嗟にそのことを否定します。
「それよりお風呂いいかな」
「ああ、ええよ」
「それじゃあ」
 こうしてリトアニアはそそくさとお風呂に入りました。ポーランドはそんな彼を見て流石におかしいと思わざるを得ませんでした。それで、です。
「今日のリトマジ有り得んし。こうなったら」
 そしてやることは。
「お風呂のぞいてやるしーーーー」
 二人は一緒にお風呂に入ることも多いです。別に怪しい関係ではありませんが相棒同士子供の頃からそうして一緒になっているのです。
 それでお風呂をのぞくとリトアニアがいました。しかしその背中は。 
 見事なまでに傷だらけです。ポーランドはそれを見て黙ってしまいました。
「俺の知らないリトいるしーーーー・・・・・・」
 ロシアのところにいるのは本当に辛いことです。それが身体に出ています。
 それでそっとのぞくのを止めてお風呂場のところを後にしたポーランドでした。相棒同士でもお互いに知らないことがあるのでした。


第千三百五十九話   完


                2010・4・23
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