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第千三百四十九話 実は相棒が羨ましい
             第千三百四十九話  実は相棒が羨ましい
 ポーランドとリトアニアの関係は問題もないわけではありませんがそれでもまさにパートナー同士です。その関係は非常に素晴しいものです。
 そんな彼等を見ている人がいます。それは日本でした。
「いいものですね」
「いいと思うんだな」
「はい、イタリア君にはロマーノ君がいますし」
 こうプロイセンに対して答えます。確かにその仲はあまりよくないけれどです。それでもかけがえのない兄弟同士でありパートナー同士であることは事実です。それは否定できないことなのは間違いありません。
「それに貴方とドイツさんもまた」
「ああ、最高の相棒だぜ」 
 プロイセンは嬉しそうな笑顔で日本に対して答えます。
「やっぱりな。東と西が一緒になってこそだからな、俺達は」
「そうですよね。いいですよね」
 ここで日本の目が少し遠いものになりました。
「そうしたパートナーがいるというのは」
「その通りだ。しかしよ日本」
 プロイセンは今の日本を見て気付いたのでした。
「どうしたんだよ、急に」
「急にといいますと」
「何か遠くを見ているけれどよ、どうしたんだ?」
「いえ、別に」
 あえて言いませんでした。しかし実はこう思っていたのです。自分もそうしたパートナーが欲しいものだと。日本のささやかな願いでありました。


第千三百四十九話   完


                   2010・4・17
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