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第百三十四話 ちびたりあ ☆
                第百三十四話  ちびたりあ
 昔々のお話ですが。生まれたばかりのイタリアは丁度今イタリアのお家があるところにあったローマ帝国というお家でフランス兄ちゃんやロマーノ兄ちゃんとか色々な国と一緒に楽しく過ごしていました。
 けれどある日お爺ちゃんのローマ帝国がイタリアを連れてこの家を出て行ってしまったのです。今もその確かな理由はわかりません。昔々のお話です。
 それまでとても強かったお爺ちゃんは凄く優しい人になっていました。元々芸術も好きな人でしたがそれがさらに強くなってイタリアに絵を教えてあげたりもして二人で仲良く暮らしていました。他にも歌や音楽といったものも教えてもらいました。
 イタリアは絵も歌も好きなうえにとても上手だったのでお爺ちゃんも大喜びでした。料理まで教えてくれてイタリアはとても楽しい日々を過ごしていました。
 イタリアは思いました。
「絵を描くのも歌を歌うのもお料理をするのもとてもルネサンスなき分で楽しいな」
 無邪気な思いでした。
「フランス兄ちゃんや神聖ローマ帝国やあとスペイン兄ちゃんやロマーノ兄ちゃんだったかな」
 何気に兄弟や親戚がとても多いイタリアなのでした。
「皆に見せて聞かせてあげたいな。僕の絵や歌」
 子供らしい考えでした。それを簡単に表現すると。
「早く皆にまた会いたいな」
 こう思っていたのです。願いは適えられましたが。
 何と皆いじめっ子になっていたのです。イタリアの子供の頃はもうかなり酷いものだったのです。何故か彼は覚えていませんが。ドイツも。


第百三十四話   完


                2008・4・22
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