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第千三百二十九話 鮪も鯖も
              第千三百二十九話  鮪も鯖も
「大体な」
 またしても参戦者です。しかも。
「おい、また日本の家の人だぞ」
「一体どれだけいるのよ・・・・・・」
 フランスに言われたモナコは頭を抱えています。只でさえ韓国、オーストラリアという脅威の両翼までいるというのにです。日本の家から次から次に出て来るのですから。
 その頭を抱えた彼女の前にです。今度出て来た人は。
「他人の食い物にあれこれ言うのはいい趣味じゃねえよな」
「やっぱり出て来たんだな」
 フランスはその人を見て言います。あの某脚本家さんです。
「食っていいとか食ったら駄目とか飯をまずくする縛りじゃねえか。そんな規制は絶対反対するからな」
「何て強烈な個性の人なのよ」
「強烈なのは人間性だけじゃないからな」
 この人の場合は特にそうです。
「書く脚本も凄いからな」
「うう、こんな人までいるなんて」
 モナコは脚本家さんを前に引いています。
「どうしたものかしら」
「鯖もねえじゃねえかよ」
 脚本家さんはここで鯖がないことに気付きました。
「モナコの奴は鯖の食い方も知らねえのかよ。だから鮪食うなとか訳わからねえこと言うんだな」
「それとこれとは関係ないでしょ」
 こう言い返しますが弱いです。かくして新たな参戦者も相手にしなければいけなくなったモナコでした。


第千三百二十九話   完


                2010・4・6
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