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第千二百八十九話 青い歌舞伎役者
             第千二百八十九話  青い歌舞伎役者
 ニホン戦隊二番手は多くのチームで見られるようにブルーです。ニホンブルーは誰かといいますと会津です。彼がブルーになるのでした。
「しかしこのポジションは」
「滅茶苦茶濃い役やで」
「そうですよね。歌舞伎役者で己を戒める為に水を浴びたりしていましたし」
 大阪に突っ込まれながらこのことを言います。
「水を使いますし、実際に」
「参謀のポジションの筈やったんやけれどな」
「何か別のことしてましたよね」
「殆どお騒がせ要員やったな」
 実際のところそうした役だったのでした。けれど会津はどうかというとです。
「私はあそこまで無茶をするつもりはありませんから」
「それはないんか」
「ないというよりできません」
 これは会津の性格故でした。
「それに歌舞伎にしてもです」
「嫌いではないやろ?」
「むしろ上方歌舞伎の大阪さんの方が詳しいのでは?」
 実際に大阪の歌舞伎への知識等はかなりのものです。それについては日本のお家の中でもトップクラスであると言ってもいい程です。
「そうではないですか?」
「まあそうかもな」 
 けれど会津がブルーなのでした。これは変わりません。


第千二百八十九話   完


                  2010・3・15
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