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第千二百六十九話 大体会長になったのも
          第千二百六十九話  大体会長になったのも
 思えば韓国が会長になった時です。二人は最初に思ったのです。
「あいつそこまで力ない訳じゃねえだろ」
「自称だけれどアジアじゃ三番目だぞ」
 フランスがうんざりとした顔で自分と同じ表情になっているイギリスに対して言います。
「自称にしてもそれなり以上の力はあるからな」
「それで何で会長に立候補したんだ?」
 イギリスが言いたいのはそこです。なおオーストリアさんもかつて生徒会長だったことがあります。これはかなり絵になる姿であります。
「あいつはよ」
「何も理解してねえんだろ」
 フランスは見事正鵠を得ました。
「結局はよ」
「それでか」
「ああ、それしか思い浮かばないだろ?」
「確かにな」
 イギリスも頷きます。確かにその通りです。
「あいつの場合はな」
「そういうことだろうな。しかしな」
「しかし?」
「なっちまったのは事実だ」
 それは事実です。否定しようがありません。
 それで今二人はとても苦労しているのです。苦労しているのは生徒会で二人だけです。この辺りも非常に不公平なようになっています。


第千二百六十九話   完


                 2010・3・5
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