第百二十一話 服も着ずに ☆
第百二十一話 服も着ずに
普通とは全く違った意味でとってもいい雰囲気のロシア訪独の中でイタリアは。焦りながらドイツの家に向かっていました。
「うわーーーもうこんな時間だよ」
ドイツの家の時計搭の時間を見てびっくりしています。今までシェスタしていたのです。しかもトランクスまで脱いで。
「ドイツの友達見る筈だったのに・・・・・・あっ」
ここで彼は気付きました。
「でも遊んでもらえるから別にいっかーーーーー」
そんなことを考えながらドイツの家の応接間に来て挨拶です。
「ドイツお仕事終わったーーーーーーっ?」
扉を開けてドイツに呼び掛けます。
「ドイツーーー、サッカー、サッカーしよーーーーっ」
ところが部屋の中にはドイツとロシアだけではありませんでした。日本もいてバルト三国もいてとても怖い雰囲気です。
しかし。あのイタリアです。そんなことには気付きません。彼は空気に気付かないのです。
「こんにちはイタリアです」
右手をチョキにして陽気に挨拶です。部屋の雰囲気に気付かずに。言葉尻に星マークまでつけて。
「こんにちはロシアです」
そしてロシアも同じ様にチョキで言葉尻に星マークをつけて返事を返します。リトアニアはそのロシアのにこやかさを正確に見抜いていました。
「あっ、完全見下しモードだ」
けれどそれは口には出さないのでした。やっぱり怖いからです。何か言っても一言突込みを入れるだけの日本とは違うのです。
第百二十一話 完
2008・4・16
小説・詩ランキング
○●へ多利あランク●○
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。