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第千百九十九話 友達は選びなさい ☆
          第千百九十九話  友達は選びなさい ☆
 オーストリアさんはプロイセン、フランスを相手にしていました。そうしている間に第三の敵スペインがイタリアに攻め込みました。そうしてイタリアを捕虜にされてしまいまして急遽イタリア半島に向かうことになりました。
「貴方と戦うことになるとは。さて、イタリアを返してもらいましょうか」
 お互いに軍を率いて対峙しながらスペインに対して告げます。
「あと友人は選びなさいと言ったでしょう」
「いやあ、上司の家がな」
 しかしここでスペインは言うのでした。
「フランスと同じ家やから俺今フランスに頭上がらへんねん。そやからフランスの味方や」
「全く。貴方の上司はいつもいつも」
「んな訳でオーストリアには悪いんやけれどイタちゃん俺にくれへんか?」
「まああの方はかなりあれな方ですから」
 こう言われるフランスもフランスで凄いです。
「貴方も苦労させられているんですね」
「そんでイタちゃんとうちのロマーノずっと離れ離れやったやろ?」
「そうでしたね。それは確かに」
「そやから俺の家で兄弟仲良く暮らすのもええかな、って思ってな」
 ここでスペインは本気になりました。その手に持っている斧を前にやってきます。オーストリアさんもその手に持っている剣を出してきました。
「一騎打ちですか。原始的な貴方らしいですが」
「おう乗ってくれるか?やっぱその辺りは御前らしいな」
「何か大変なことになったけれど」
 スペインの捕虜になっているイタリアはおろおろするばかりです。縛られていてもです。イタリアにおいて両国の戦いがはじまろうとしています。


第千百九十九話   完


                 2010・1・28
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